電子マネーの決済額、すでに頭打ち

電子マネーの決済額はすでに頭打ち

電子マネーというのは利用が広がっていると思っている人もいるかもしれません。でも、実は、すでに利用は頭打ちの状態のようです。日銀の発表した決済動向2018年という資料を見るとよく分かります。1

この統計によると、2017年の電子マネーによる決済金額(鉄道運賃などは除く)は5兆1994億円で、前年比で1.1%しか増えていませんでした。ほとんど横ばいと言って良いような増え方しかいていません。

グラフにすると一目瞭然です

ちなみに、決済金額を何年かさかのぼってみると、次のような感じになります。

  • 2017年:51,994億円
  • 2016年:51,436億円
  • 2015年:46,443億円
  • 2014年:40,140億円
  • 2013年:31,355億円
  • 2012年:24,671 億円

グラフにするとこんな感じ。

電子マネーの決済額の推移

電子マネーの決済額の推移です。2018年は完全に勢いが止まったように見えますね

もう、誰が見たって、頭打ちだと思いますよね。控えめに言っても、伸びがかなり鈍化していると言えます。

1人あたり年間5万円程度しか使っていない

年間の決済額が約5兆円で、日本の人口が約1億人あります。ということは、国民一人当たりの年間の決済額は5万円程度ということになります。1か月あたりになおすと、1人およそ4,000円です。

こう考えると、電子マネーの利用は、全然たいした規模でないことがよく分かります。1か月に4,000円って、子供のお小遣いレベルの話ですからね。

もちろん、電子マネーのシステム上、利用額が大きくなりにくいのは分かります。原則として少額をチャージして使うので、大きな買い物では使いづらいのでしょう。そもそも金額がおおきければ、クレジットカードを使いますよね。

ただ、それにしても、この金額は寂しい限りです。電子マネーはかなり普及したというイメージを持っている人もいるかもしれませんが、利用実体としてはまだまだという事ですね。そして、まだまだなのに早くもピークを迎えてしまったわけです。

今後決済額は増えていくのだろうか?

今後、電子マネーの利用が増えるとしたら、どんな条件が必要でしょうか。

とりあえず、オートチャージがもっと一般的にならないと難しいでしょうね。現金でチャージをするのなら、現金で決済をするのに一手間加わるだけですから。実質的には現金決済と大差がありません。

でも、オートチャージに対応しているのって、ごく一部のクレジットカードだけなんですよね。ここから広がっていくという事があるのでしょうか。縄張り争いが厳しそうで、結構難しいように思います。

もう一つのポイントは、利用可能な店舗を増やすことでしょう。セブンイレブンでは使えるけど、ローソンでは使えないとか、面倒すぎますよね。少なくとも、電子マネーが使える店ならどこでも使えるという程度にならないと、使い勝手が悪くって。

さて、決済額の伸びが止まった今、この状況を打開するような変化は訪れるのでしょうか。個人的にはちょっと難しいと思うのですが。nanaco とWAON が手を組むなんて事があったら、多少は変わるのかなあ。

ちょっと、打開策が見つけにくい状況ですね。

ポストペイ型の電子マネーの普及がカギかな

あ、ポストペイ型の電子マネーの利用が増えれば、多少事情は変わるかな。ポストペイ型というのは、後払いの事ですね。

ポストペイ型だとチャージの必要もありませんし、金額的にもチャージ型の電子マネーよりも大きな買い物ができます。少なくとも、決済金額が増える要素ではありますね。


  1. 決済動向 2018年| 日銀 []

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