医療費控除は意外と適用範囲が広い| でも人間ドックは駄目だったりするんだよね

所得税の計算のベースになるのは、当然ですがその年の所得です。しかし、実際にはその年の所得全てが課税対象になるわけではありません。

一部の支出に対しては、その分の所得が無かったものとして所得税が計算されます。つまり、その支出の分だけ所得が小さかったものとみなされるわけですね。

所得が小さくなれば、当然ですが納める所得税の額も小さくなります。簡単に言うと所得税の割引が受けられるわけです。

こういう仕組みを所得控除と言います。

医療費控除は所得控除の一つ

医療費控除は所得控除のうちの一つです。その年に支払った医療費の一部が、所得から控除されることになります。医療費をたくさん使った場合は、所得税が安くなるということです。

医療費がかかるのは、何も病気になって病院にかかった時だけではありません。例えば、頭痛薬やら風邪薬の購入も、医療費ですよね。ですから、こういったものの購入費用は、基本的には医療費控除の対象になります。

医療費のように見えて医療費控除が受けられないものもある

ただ、感覚的には医療費のように見えても、医療費控除の対象にならないものもあります。その代表が人間ドックや健康診断の費用でしょう。

健康維持のために行く人間ドックは、それなりのコストはかかりますよね。健康保険もききませんから、ちょっとした入院よりも高くつく可能性も大きいでしょう。数万円程度の支出は避けられないはずです。

それなのに、人間ドックの費用は基本的に医療費控除の対象になりません。健康診断も駄目なのだそうです。

治療のための支出は認められるますが、予防のための支出は認められないと言うことなのでしょう。

政治家の中でも、予防に重点を置こうという考えをする人は増えているようです。ですから、近い将来この部分は変わる可能性もあるかもしれませんけどね。

人間ドックが医療費控除の対象になる場合

上に書いたように、人間ドックや健康診断は医療費控除の対象にはなりません。しかし、例外的なケースもあります。医療費控除の対象になることもあるのです。

具体的に言うと、人間ドックなどの結果、重大な病気が見つかったようなケースです。こういうケースだと医療費控除の対象と認められるのだとか。

この場合は予防ではなく、治療の一環という考え方なのでしょうね。1

病気であることが見つかったら割引になるなんて、ちょっと切ない話ですね。まあ、こういう制度ですので、しっかり把握しておきましょう。

そのほかのケースはどうなのでしょうか?

そのほかの、医療行為にあたるのかどうかがわかり難いケースの紹介が、国税庁のタックスアンサーの中で紹介されています。

No.1122 医療費控除の対象となる医療費(Q&A)| タックスアンサー

そのサイトを見ると、レーシック手術は医療費控除の対象になるようですね。視力回復という医療行為なので、控除されるということのようです。ですから、健康保険が利かないものでも医療費控除の対象になることがあるようですね。

また、眼鏡を作る行為が医療費控除の対象になるかどうかは、ケースバイケースなのだそうです。まあ、基本的に駄目だと思っておいた方がよさそうですね。

タックスアンサーの説明を読んでみたのですが、正直な所、よくわかりませんでした。眼鏡は実際に視力を回復させるわけではないから、医療費には当たらないと言っているようですけど。

その他の行為はどう判断したら良いのでしょうか?

この他にも、いろいろと気になる点はあります。

例えば、美容整形は医療費控除の対象になるのかどうか気になりますよね。あとは審美歯科に属するようなものがどうなのか気になります。

あるいは、はりとかお灸に関しては、基本的には対象になるようです。ただ、これも微妙で、疲れを癒すためだった場合は、医療費控除の対象にならないのだとか。

これらのポイントを知るには、次のページが参考になります。まあ、これを読んでもわかり難いケースも多いのですけどね。

No.1122 医療費控除の対象となる医療費| タックスアンサー

  1. No.1122 医療費控除の対象となる医療費| タックスアンサー []

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