吉野家の価格体系はちょっと変| 普通の飲食店では大盛りにするとお得なんだけどね

吉野家でおなか一杯食べたいとき、特盛りを選ぶ人も多いですよね。でも、「特盛りにするよりも並盛り2杯にした方が良いのではないか?」、と思ったことがある人もいるはずです。

というのも、特盛り一杯の値段は、並の大体2倍に設定されています。具体的に書くと、これを書いている時点だと、並280円に対して特盛り540円です。並2杯分の方が若干高いですが、それでも20円の差しかないのです。

実際の分量で比べてみよう

チェーンの飲食店では、それぞれのメニューで提供される食材の重量は細かく決まっています。吉野家の場合も当然決められているようで、ネットで情報が流れています。

それによると、次のようになっているようですね。

並盛り: 肉85グラム、御飯260グラム
特盛り: 肉170グラム、御飯320グラム

これを見て分かるように、並と特盛りは、お肉の量が2倍違うようです。しかし、御飯の重量は60グラムしか違いがありません。

率直に言って、これは驚きでした。御飯の量って、たいして増えていなかったのですね。1.5倍くらいにはなっているのかと思っていました。

並の御飯の重量を2倍すると520グラムです。そこから特盛りの御飯の重量をひくと200グラムとなります。

(並盛りの御飯の重量) × 2 - (特盛りの御飯の重量)
=260×2-320=200

つまり、食材の分量で比較すると、並2杯分は特盛りよりも御飯200グラム分多いということになります。

やっぱり特盛りにすると割高だよね

ところで、レンジで加熱するタイプのパック御飯を買うと、200グラム入りで150円程度でしょうか。並2杯と特盛りのお肉の量が同じで価格差が20円ということは、100円以上並2倍の方がコストパフォーマンスは良いうことですね。

正直に言って、ここまで差があるというのは驚きでした。まあ、実際に並盛り2杯を注文するのは、相当の勇気が要るでしょうけどね。

持ち帰って家で食べる人なら、並2杯作戦も利用可能かな。

常識の正反対の行動

そもそも、量が増えると割高になるって、通常の飲食店では考え難いんですよね。例えば、家の近所のラーメン屋のラーメンは570円ですが、大盛りにしても150円しか値段があがりません。あるいは、マクドナルドのようなファーストフードでも、セットにすると割安になりますよね。

要するに吉野家は、世の中の常識と全く反対の行動を取っているわけです。

何でこんなふうな価格設定にしたのでしょうか。仮設としてはいろいろと考えることが出来ます。

まず、並盛りの価格を下げることで、吉野家が安いという印象を与えたかった可能性があります。新聞の経済記事で牛丼の価格について書く時は、並盛りの価格で各社を比較しますよね。ですから、並盛りの値段を下げざるを得なかったとも言えるかも。

そう考えると、並盛りはキャンペーン的な商品とも言えるかもしれませんね。多分、採算ギリギリなのでしょう。

もう一つ考えられるのが、並盛りと特盛りの客層を分けて考えているという考え方です。特盛りの値段は540円ですから、サラダやら豚汁やらをつけると定食屋の価格と大差なくなります。300円程度で一食を済まそうと考える並盛りの客と比べると、やっぱり客層が違う気もしますよね。

さらに、ちょっといやらしい考え方ですが、客が並盛り2杯を頼めないだろうと敢えてこんな価格設定にしているのかも。多少高くても、特盛りを頼むだろうと足元を見られているのかもしれません。

まあ、真相は分かりませんけど。

牛皿は世間の常識どおりになっている

ちなみに、牛皿は世間の常識通り、特盛りの方が割安になっています。牛皿の並が240円なのに対し、特盛りが440円です。ということは、並の2倍の方が80円高いのです。

量が増えた時の割引率が妥当かどうかは色々な意見があるでしょうが、まあ納得できる形だと思います。牛皿には御飯などの要素が無いので、簡単に比較されてしまいますからね。牛丼のようなことはし難いのでしょう。

逆に言うと、ごまかせる部分がある牛丼では、ちょっとごまかしていたといえるのかも。あくまで仮定込みの話ですけど。


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