日本のREIT で最初の破綻が

REIT が破綻

日本のREIT で最初の破綻がありました。
他に大きなニュースが多かったので、ニュースとしての取り扱いは小さいのですが、個人的には中々大きいニュースだと感じました。

REIT というのは日本語では不動産投資信託と訳されます。
一般の投資信託のように株式や債権に投資を利益を出していきます。

不動産投資信託の場合は投資対象が株式や債券ではなく、不動産に投資をし運用するので不動産投資信 託と呼ばれます。

この仕組みのもう一つ特徴的な点が、REIT という仕組みは会社を作り、それを株式市場に上場することで
通常の株式と同様の取引が出来るということ。

投資信託が株式市場で取引できるという意味ではETF と似ているという言い方も出来ると思います。
ある種の会社組織にして運営するので倒産ということが起こりうるわけです。

ETF に関しては、こちらをご覧ください。


この倒産の問題点は?

さて、この倒産ですが、二つ点で重要だと考えられます。

一つはお金がかなり借りにくくなっているという点です。
倒産の原因はマンションの購入の資金繰りが出来なかったことが直接の原因だったようです。

つまり、銀行がお金を貸してくれなかったのですね。
サブプライムローンを発端とする金融危機により、銀行が不良債権が増えることを懸念し、お金を貸さなくな
っているわけです。

もう一つは、不動産が売れにくくなっているという点です。
金融機関からの資金繰りが難しければ、持っている資産を売却してお金を作ればいいわけです。

不動産投資信託の場合は、自分達が所有するマンションを売れば良いわけ。
でも、今回はそれを売ることが出来なかった。

これは、不動産市場で売れなくなっているということでしょう。
実際、新築マンションでも最初に想定した価格よりかなり安い値段に設定しないと売れないようです。

ということで、銀行の貸し渋りと不動産価格の暴落という二つの問題がこのニュースから読み取れます。
株価だけでなく、かなり深刻な問題が他にもあるようです。

2008年10月13日

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