景気というものがよくわかりません│知恵袋の質問に後出しで勝手に答えてみる その②

景気というものがよくわかりません その①

不景気の中儲かっている企業

資本主義で考えたら儲かっていない人がいるなら逆に儲かっている人がいるのかなと思うのですが、ニュースではどこもかしこも景気が悪いみたいに報道されていて不思議に思っているのです

この指摘は正しいです。
多くの企業は業績が悪くなっていますが、不況の結果、業績がよくなっている企業も存在します。

代表的なのがマクドナルドとユニクロです。
この二社の特徴は、他社よりも安いということです。

景気が悪くなると、このような企業は儲かります。

景気の悪化で住居を失い食べるものに困る人が居る理由

昔のように絶対的に物が足りなくてとか、大飢饉が発生してとかそういうことならまだ分かりますが、今の満ち足りた社会で(少なくとも日本の中では)寝るところや食事にさえ困る人が出てくるというのが理解できないのです

日本で、住む所や食事にすら困る人がいるのは、景気が悪くなった事だけが原因ではありません。
就職氷河期という時期が過去にあり、この時期には学生は正社員として就職するのが難しい状況が続きました。

学生の何割かが、卒業後に正社員になれなかったのです。

彼らも生活していかないといけませんから、派遣社員や契約社員、あるいはアルバイトとして働く事になります。
派遣社員・契約社員・アルバイトの事を非正規労働者と呼びます。

日本は新卒採用を重視する企業が多いので、非正規社員が正社員になる事は不可能ではないにしろ、相当難しい事です。
つまり、一旦、非正規労働者になった人は、非正規労働者でい続ける事になります。

今回の景気の悪化で、業績が悪くなった企業は、人件費を節約する事を考えます。
一般に、正規社員(いわゆる正社員)よりも、非正規社員の方が解雇しやすいです。

ですから、多くの企業は非正規社員を解雇しました。

非正規社員は、もともと収入が少なかったので、貯蓄などがほとんど無い人も多いようです。
そのような人が解雇されると、住む所も食べるものも無い状態になる場合があるわけです。

つまり、住居も無く食べるものにも困る人たちがいるのは、景気の悪化と日本の労働市場の悪い面が一緒に出た結果だと考えられます。

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