政府紙幣について色々考えてみた 1/2
政府紙幣が導入されるとどうなるの?
次のようなご質問をいただきました。
> 景気浮上に政府発行の紙幣の案が出てますが
> もし発行されたら
> 日本銀行券とどう使い分けしたらいいのでしょうか?
> 自民党議員は同等と言っていましたが…
政府紙幣について考えてみました
政府紙幣と日本銀行券(現在流通しているお札)の違いはどこにあるのか考えてみました。
ついでに、政府紙幣に関していろいろ考えてみました。
はっきり言って、私がお答えできるレベルを超えている問題なので、どれくらい的を射ているお答えになっているかはよくわかりませんが。
政府紙幣が現在流通しているお金と同じように使えるかどうかは、政府の信用力で決まるのではないでしょうか。
例えば、政府が一万円の価値を持つ政府紙幣を発行したとします。
それを使う日本国民が一万円札と同じ価値を持つと思えば、一万円札と同じように使えるわけです。
逆に言うと、日本国民がその価値が無いと疑えば、政府紙幣でお金を支払おうと思っても、受け取ってもらえない事もあるわけです。
これは普通の紙幣でも同じ事です。
例えば、ある国の中央銀行が通貨を発行したとします。
この国の信用力が落ちると、この通貨は価値を失います。
お札一枚で昨日まで買えていたものが、今日買うとお札二枚必要になったりするわけです。
つまり、インフレが起きるわけですね。
政府紙幣も紙幣を発行する日本政府の信用力が無いとみなされれば、当然、日本銀行券より価値を持たないわけです。
ただ、日本政府の信用力が日本銀行より劣るとは考えにくです。
ということは、常識的に考えると、日本銀行券と同等のものとして使えると考えて良いでしょう。
敢えて、同じように使えない可能性を考えてみましょう。
例えば、政府紙幣を使える期限を区切った場合は、日本銀行券と同様に使えない可能性があります。
一万円の価値がある政府紙幣を発行したとしましょう。
そして、この紙幣が使えるのは、今後一年間に限定するとします。
最初は、通常の一万円と同じように使えると思います。
しかし、時間がたって期限が残り一週間で切れるとしましょう。
そのときに、政府紙幣が一万円の価値を持つとは考えにくいでしょう。
一週間以内に使わないと紙くずと同じになるとわかっていれば、相手は受け取りたくないですよね。
「五千円としてなら、受け取ってあげるよ」とかいった感じになるでしょう。
まあ、この問題も工夫次第で何とでもなると思いますけどね。
政府が日本銀行券といつでも交換できると担保しておけば、問題はないはずです。
●「政府紙幣について色々考えてみた 2/2」に続きます。
