セブンイレブンの決定がコンビに業界にもたらすもの
セブンイレブンの見切り販売の容認
新聞などで伝えられていますが、セブンイレブンが見切り販売を容認するようです。
もともとは、公正取引委員会から排除命令を受けたのがきっかけでした。
この結果、全国的に定価販売してきたコンビニのビジネスモデルが崩れることになります。
簡単に言うと、同じセブンイレブンで買い物しても、店舗によって値段が違う可能性が出るのです。
あるいは、同じ商品でも見切り商品とそうでない商品で、価格が違うわけです。
この結果、安い値段でないと買わないと言う客も増えるのでしょうね。
結果的に、売り上げ減や定価の値下げにつながるかもしれません。
一見小さいことのような感じがしますが、私は結構大きいことだと思っています。
というのも、一定上の価格を維持することは利益を確保するために欠かせないことだからです。
値崩れが起きると、利益を確保できなくなります。
その結果、つぶれる店が増える可能性がありそうです。
長期的な視野で利益を確保することを考えれば、定価販売を維持するのはとても大事な事なのです。
もちろん、地球環境という視点から考えれば、廃棄は出さない方が良いですからね。
悩ましい問題だと思います。
他チェーンへの波及もありそうです
読売新聞の記事によると、コンビニ一店の一日の廃棄量は12kg にもなるそうです。
コンビニ1店の食品廃棄、1日12キロにも (7月29日配信 読売新聞)
廃棄する量は7社が回答し、1店舗あたり8・45~12キロとなり、標準的な弁当で20~30個、おにぎりで70~100個程度が毎日各店舗で捨てられている計算となる。
こうした状況が世間に浸透してくれば、コンビニの食べ物の廃棄はけしからんと言う世論が高まるでしょう。
そうなると、コンビに各社も見切り販売を迫られるでしょう。
世論の強さ次第では、セブンイレブン以外の各社も見切り販売に踏み切らざるを得ないでしょうね。
このような風潮が広がると、コンビニというビジネスモデル厳しくなるでしょうね。
流通業の中では一人がちといった感じのコンビニですが、流れが変わる可能性があるわけです。
2009年7月29日
