ネット証券では投資信託があまり売れていないようです。
あんまりと言うか、全然売れていないと言って良さそうですね。
大手4社で1.6%しかシェアが無いようです。
正直、ちょっと意外でした。
投資信託(株式)に関しては、1998年の銀行窓販開始以来13年連続で資金流入が続いているものの、2010年の株式投資信託設定額23兆9192億円のうち、ネット証券大手4社の占める割合は1.6%(3713億円)にとどまっている。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1103/02/news051.html
このサイト内でも紹介していますが、ネット証券は投資信託を買うのに向いています。
まず、ネット証券で投資信託を買うと、手数料が安いです。
投資信託の販売手数料は、販売する会社によって違います。
そして、一般的に、ネット証券は販売手数料を低く設定しています。
さらに、ネット証券の場合は、投資信託の積立に力を入れています。
1,000円から積立が可能ですし、店舗型の証券会社よりも取扱本数が圧倒的に多いのです。
これだけの事情があって、ネット証券が選ばれないのは、かなり意外ですね。
窓口ですすめられると弱いのかなあ?
ネット証券のシェアが低いと言うことは、他の金融機関に顧客を採られているということです。
多分、店舗型の金融機関なのでしょうね。
銀行が頑張っているのかなあ?
投資信託を購入する中心が、投資経験が浅い人だと仮定すると、銀行の窓口などではすすめやすい商品なのかもしれませんね。
投資初心者が対象なら、定番のセールストークがはまりそうです。
「プロが運用するから…」とか「分散投資されているので…」とか「今注目されている○○業界の…」とかいうやつです。
投資経験が少ない人は「プロだからと言ってパフォーマンスが良いわけではない」事を知らないでしょう。
また、日本の投資信託の手数料の高さも知らないものと思われます。
デメリットさえ知らなければ、投資信託は売りやすい商品だと思います。
定期預金が満期になったのをきっかけに、投資信託を買っちゃう人も少なくないのでしょうね。
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とりあえず一つ選ぶならSBI証券
小さいものまで含めると、日本にはたくさんのネット証券があります。そんな中で、一つを選ぶのはとても難しいことです。
ネット証券選びは意外と重要なことです。手数料も取り扱う商品も、各社ぜんぜん違いますからね。本来は時間をかけて選ぶべきでしょう。
ただ、ネット証券を選ぶのにそんなに時間をかけていられないと言う人も多いはずです。そんな人は、SBI証券を選んでおくのが無難かもしれません。
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