明治安田生命が、新規契約の終身保険の予定利率を引き下げるようです。
運用難が原因だとか。
この結果何がおきるかというと、これから契約する人の保険料が上がります。
要するに、契約者に取って不利な変更が行われるわけです。
参考:http://tameru.family-budget.net/hoken/2011/09/02/181.html
まあ、経済が混乱している時期は、ある程度仕方が無い部分はありますけどね。
■ 明治安田、運用難で主力保険の予定利率大幅下げ
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111029-OYT1T01027.htm
ところで、個人的に気になったのは新たな終身保険の予定利率です。
これが1.1%まで引き下げられるのだとか。
1.1%というと、長期の国債の利回りよりも低いのです。
国債の利回りよりも予定利率が悪い終身保険に入る理由って、特に有るのでしょうかねえ?
予定利率が国債の金利よりも低いなんて…
記事の説明では分かりにくいですが、予定利率というのは通常の金利とは違います。
私たちが保険料を支払うと、支払った保険料から生命保険会社は自分の取り分を引きます。
そして、保険会社はその残りを運用する事になります。
その残りの部分を運用するときの利回りが予定利率なのです。
ですから、予定利率が国債利回りと同水準という事は、手数料を引かれる分国債を買うのよりもずっと不利なのです。
ですから、保険料に対する利回りは予定利率よりずっと低くなる事になります。
保険に加入する期間によって一概にはいえませんが、0%台の半ばあたりだと思っておいたほうがいいでしょう。
この予定利率で貯蓄性の高い終身保険に入る理由はない
終身保険は比較的貯蓄性の高い保険です。
予定利率が低い時期に、貯蓄性の高い終身保険に入る理由ってほとんどありません。
なぜなら、終身保険は契約時の予定利率が保険期間を通してずっと適用される商品だからです。
つまり、数十年間予定利率1.1%というのは変わらないのです。
そのうえ、保険は途中で解約するのが難しい商品です。
はっきり言って、良いところはほとんどありませ。
それだったら、例えば、国債を購入する方がまだマシでしょう。
まず、どう考えたって、日本国債の方がデフォルトの可能性の低いですからね。
それに、予定利率と国債の利回りが同じくらいなら、保険会社に取られる手数料の分だけ国債の方が利回りも有利です。
終身保険はもともとそれほどおすすめ出来る商品ではありませんが、この動きが続けばさらに魅力がない商品になりそうですね。
参考:http://tameru.family-budget.net/hoken/2011/07/19/114.html
タグ: 予定利率, 日本国債, 明治安田生命, 積立型, 貯蓄型




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