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保険用語を簡潔かつ正確に説明するのは難しいんだろうね

明治安田生命が終身保険の予定利率を引き下げるようです。
具体的には、1.1%まで引き下げるという事です。1

ところでこの記事を読んでいて、「予定利率」という言葉が正確に理解されているのか疑問に感じました。
記事の中の説明を読んだ人は、むしろ、誤解する可能性が高いのではないかと思います。

予定利率は利回りなのか?

記事の中では、予定利率は利回りとして説明されています。

明治安田生命保険が、主に銀行の窓口で販売している主力商品の一つ、一時払い終身保険の利回り(予定利率)を大幅に引き下げることが29日、分かった。

以下、予定利率という言葉は使われず、もっぱら利回りという言葉が使われています。
普通の人が読んだら、「予定利率=利回り」と解釈する事でしょう。

しかし、予定利率は利回りとはずいぶん違う概念です。
具体的に言うと、予定利率というのは私たちが支払った保険料から保険会社の取り分を引いた残りを運用するときの利回りだからです。

つまり、「予定利率 > 実際の保険の利回り」という関係が成り立ちます。

参考:http://tameru.family-budget.net/hoken/2011/07/19/114.html

生命保険における保険会社の取り分は小さくありません。
ですから、予定利率が1.1%の商品の利回りは1%を大きく割り込むはずです。

ですから、この記事を読んだ人が「予定利率=利回り」だと解釈したのなら、ずいぶん誤ったイメージを与えた事になります。
保険商品を実態よりも有利なように感じる可能性が高いわけです。

例えば、「終身保険の利回りが長期国債の利回りと大きく変わらないなら悪くないじゃないか」と感じる人だっているでしょう。

はっきり言って、これは問題です。

短い記事の中で、用語を正しく説明するのは難しいのでしょう。
でも、保険用語はなじみがない人が多いので、少しでも正確に伝えていただきたいものです。

消費者の判断を誤らせない為にも必要な事でしょう。


  1. ■ 明治安田、運用難で主力保険の予定利率大幅下げ(読売新聞) []

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