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ベーシスポイント(BP)って何?


金融関係の記事を読んでいると、「ベーシスポイント(BP)」という単語が出てきます。特に、ロイターやブルームバーグなどの海外メディアでよく使われる印象ですね。

さて、このベーシスポイントというのは、一体何なのでしょうか。金融の記事を読む上で、重要な前提知識です。確認しておきましょう。

野村證券のサイトによると

野村證券の用語集によると、ベーシスポイントというのは、次のように定義されています。

1%の100分の1、つまり0.01%のこと。 例えば、10ベーシスポイントは0.1%である。

例えば、1.00%だった金利が0.75%に引き下げられた場合、25ベーシスポイントの利下げと表現されます。このように、金利の引き上げや引き下げで使われる言葉です。

なぜ0.25%引き下げと書かない?

こんなふうに書くと、0.25%の引き下げと書けば良さそうですよね。でも、それでは問題があるのです。

0.25%の利下げと書くと、現在の1.00%の金利の中の、0.25%の利下げとも解釈できるからです。つまり、0.9975%になると思う人もいるわけですね。

というか、数学的な理解だと、こちらの解釈の方が正しいでしょう。

1.00%が0.75%になった場合、数学的には、0.25ポイントと呼ぶべきです。割合の変化の場合は、ポイントで表現しないとまずいのです。上に書いたような、混乱の原因になります。

日本の新聞や雑誌は間違った表現を続けている

でも、日本の記事の場合、この数学的に間違った表現がまかり通っているのです。ポイントと表現されることのほうが珍しいくらいです。

例えば、2019年9月19日の朝日新聞の記事に「米FRB、予想通り0.25%利下げ 今後の道筋は明確に示さず」というものがありました。でも、これは、25ベーシスポイントの利下げという意味です。

もちろん彼らの多くが、この表現は問題だと思っているはずです。実際、記事の中では、パーセントではなくベーシスポイントという表現が使われていました。

記事のタイトルを付けたのは、記者ではなく、デスクと言われる人でしょうか。その人が、ベーシスポイントでは分かりづらいから、パーセントと書こうと判断したのではないかと予想します。

実際、経済にそれほど興味がない人がベーシスポイントと言われても、何のことかわからないでしょうからね。まあ、致し方ないところなのかもしれません。


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