このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリをつぶやくシェア

日経平均がバブル後の最高値を更新| 何故か不満に思っている人が多いようです

2018年9月末から10月の初めにかけて、日経平均が連日バブル後の最高値を更新しているようです。これは、一般的に、いいニュースですよね。株式投資をしている人にとっては、儲かった確率が大きいわけですし、そうでない人にとっても好景気なのは悪いことではありません。

しかしながら、このニュースにネガティブな反応をしている人もいるようです。Yahoo!ニュースの反応を、いくつか拾ってみましょう。

いいニュースなのに文句を言う人たち

2018年10月1日に、日経平均株価指数はバブル期以来の高値を更新したようです。結局終値は2万4245円76銭だったようですね。

一般的に言うと、株価が上がるのはめでたいことです。株式投資をしている人にとっては当然プラスですし、株式投資をしていない人にも色々と恩恵があります。

でも、世の中には、このニュースに反発する人もいるようです。Yahoo!ニュースのコメント欄など、むしろ批判ばかりという感じでした。

このページでは、具体的にどんな反応があったのか紹介してみたいと思います。その上で、短く反論して行きましょう。

ちなみに、コメントは私が書き直しています。そのままコピペをすると、読みづらいものが多いので。

具体的な反応はこちら

具体的には、次のようなコメントがみられました。

給料に影響がないという批判

  • 株価が上がっても、中小企業は内部留保が増えるだけ。給料には影響が無い。

これは完全に誤解です。給与は上がってきています。

例えば、「毎月勤労統計調査 平成30年7月分結果確報」を見ると、前年同月比で給料は上がっています。一般労働者も、パートタイム労働者も両方共に上昇しています。

ちなみに前年比で、一般労働者が1.8%増、パートタイム労働者が1.0%増です。文句をいうような状況にはあありません。

  • 好景気は従業員には給与という形で反映されると思いがちだが、そんなことはない。ピケティが証明している。

だから、給与は上がっているんだって。

統計は上に示したとおりです。でも、日常生活でも実感することが多い気がします。

例えば、バイト募集の貼り紙が増えて、それを見ると時給が上がっているのが見て取れます。そういう部分で実感を感じたら、こんなこと書けないと思うのですが。

一般の人は好景気を実感していない?

  • 実際には、好景気を感じている人は少ない。実体経済を反映してないマネーゲームである。落ちるときもあっという間。

だからさあ。目でも瞑っているの?

あ、株価が落ちるのはあっという間というのは、たしかにその通りかもしれません。株価というのは、上がるときにはゆっくり上がっていき、下がるときにはストンと下がるものらしいですから。

  • 株価が上がった下がったと一喜一憂するのは投資家だけ。一般人は振り回されている。

株式を買えるのは富裕層だけって、いつの時代の発想でしょうか。確かに昔は、庶民は口座も持てませんでした。バブル以前の時期ですね。

でも今は、株式なんて、10万円もあれば購入可能です。投資信託なら、1,000円から買えるところもあります。さらに言うと、会社で確定拠出年金の企業型をやっていれば、強制的に株式投資に参加させられてしまいます。

今では、一部の投資家だけのものではないのです。誰でも参加可能ですよ。

いろいろ言い訳をしているけど、リスクを取りたくないだけなのでは?

  • 株価が上がっても一般庶民には関係ない。株価で景気を言われても、違和感しか感じない。

そうか、まだこんな感想を持つ人もいるんですね。さすがに、放っておきましょうか。

安倍内閣発足直後と同じ事を言っているはずですし。その頃に徹底的に論破されて、さすがにマスコミはこんなこと言わなくなりました。恥ずかしくて言えないでしょう。

政権維持の為に株価操作されている?

  • 安倍内閣を維持するために円安株高にしている。国民年金運用機構(DPIS)の損失額一体どのくらいなのだろう。

これ、今回のコメントで一番笑いました。国民年金運用機構(DPIS)なんて組織は、存在しないからです。知ったかぶりだけでコメントしちゃったのでしょうね。

これは、おそらく、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の間違いでしょう。年金積立金と呼ばれる公的年金の保険料の一部を積立てたものを運用している組織ですね。

そして、GPIF の運用は大きな黒字です。大事なので繰り返しますよ。大きな黒字です。少なくとも2018年現在では。

この人は、実は運用で損が出ていると思っているのでしょうかね。決算書はともかく、実態は大損だと。

でも、株価全体が上がっているんですよね。そんな中、GPIF だけが損をするって、逆に難しいと思うのです。

もう、偏見の塊としか言いようがありません。

まともな意見もありました

  • 「働けど、働けど」と思っているなら景気がいい証拠です。景気が悪かったら働きたくても仕事がありません。

こんなまともな意見もありました。確かに、つい何年か前までは、職を探すのが大変だったんですよね。仮に給与が低くても、仕事があるだけ、かなりの改善のはずです。

単に運用が下手なのでは

  • 何年も塩漬けにしていると、未だに含み損の方が圧倒的に多い。

いつ買ったの?

バブル以来の最高値のはずですけど。ということは、バブル以降に買った株式なら、プラスになっている確率の方が大きいはずです。

バブル以降に買った株が赤字というのなら、運用が下手だったとしか言いようがありません。さもなくば、バブル前から20年以上漬物にしているかですね。

運用下手をアピールしているとしか思えません。これも、笑ってしまった一つです。

なんだかよくわからない批判も

  • 小売店のサービスが年々悪化している。決して景気は良くない。おそらくバブルでしょう。

なんで小売店のサービスが悪くなると、バブルって話になるんだ?論理が飛躍しすぎているような気がするよ。

そして、バブルだとすれば、景気もいいはずなんだけどなあ。少なくとも1980年台から90年台の日本のバブル景気を振り返ると。

  • 中小企業はなけなしのお金を使って、設備を購入して効率化を図っています。その結果、増えた利益は設備投資した分の支払いに回っています。結局、内部留保は増えていません。

あのー、そういうのを内部留保っていうんですけど。

内部留保というのは曖昧な言葉ですが、利益の株主配当以外の部分だと考えるとわかりやすいでしょう。この人は利益を設備投資に使っていると書いています。これって、内部留保のひとつなのです。

内部留保って、預金が増えていくことだとでも思っているのでしょうかねえ。知らないことをしたり顔で書くのは、ちょっとどうかと思います。みている方が恥ずかしいです。



このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをつぶやくシェア

スポンサードリンク

スポンサードリンク

関連した記事を読む


コメントは受け付けていません。