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要確認!ファンド・オブ・ファンズのメリットとデメリット

ファンド・オブ・ファンズをご存知ですか?

ファンド・オブ・ファンズは株や債券ではなく、投資信託を運用対象とする投資信託です。

通常の投資信託は、A 社の株を○%、B 社の株を△%、C 社の社債を□%というような形で、複数の株や債券に投資します。しかし、ファンド・オブ・ファンズの場合はX 投信を○%、Y 投信をを△%、Z 投信を□%という形で複数の投資信託に投資するのです。

例えば、ノムラ・オールインワン・ファンドという投資信託の説明には次のような記述があります。

国内の株式、世界の株式や世界の債券を投資対象とする投資信託証券、不動産や商品などの値動きを捉えることを目指す投資信託証券、国内外の株式や債券、為替予約取引などを投資対象や取引対象とし絶対収益の獲得を目指す投資信託証券に投資します。1

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色々書いてありますが、大雑把に言うと、このファンドの場合は株式中心の投資信託、債券中心の投資信託、不動産中心の投資信託などに投資するということですね。いずれにしても、ポイントとしては、投資信託を買いますよと宣言しているわけです。投資信託を使って、色々なものをバランスよく買って運用していくわけですね。

ファンド・オブ・ファンズのメリット

さて、ファンド・オブ・ファンズのメリットは何でしょうか?

わざわざ商品として売り出しているわけですから、それなりのメリットはあるはずですよね。

考えられるメリットの一つとしては、株式や債券、不動産などの資産で、有利なものに力を入れた運用をしてくれる可能性があるという点が挙げられるでしょうか。

例えばあるタイミングで、株式に4割、債券に3割、不動産に3割などという割合でポートフォリオを組んでいたとしましょう。ただファンドマネージャーは、株式が今後有利だと判断したとします。こんなときに、債券や不動産からお金を回して、株式の比率を増やしたりする事ができるのです。そうやって積極的に資産を増やすことを目指せるわけですね。

このような見直しは面倒ですし、素人には難しい作業です。株式、債券、不動産と3つ有ったとして、今後どれが良いのかなんてなかなか分かりませんからね。それをプロが代わりにやってくれるわけです。

もう一つのメリットが、分散投資が出来ると言う点でしょう。

最近の投資理論によると、資産は一つの商品に限るのではなく、分散して持つほうが良いとされています。こうすることで、リターンを一定に保ちつつ、リスクを小さくすることが出来るのです。ポートフォリオ理論といいます。

もう少し具体的に説明しましょう。一社の株、例えばA 社の株だけを買うよりも、複数の会社の株を買うほうが投資のリスクは小さくなります。さらに言うと、株式だけに投資するよりも、債券や不動産に投資すると、リスクはさらに小さくなります。

かなり単純化しましたが、ポートフォリオ理論の基本的な考え方はこんな感じです。そして最近は、このように分散することを是とする傾向が強いです。

ファンド・オブ・ファンズなら、一つの商品でこのような分散をすることができるのです。この点ではかなり優れた商品だと言えるでしょう。

ファンド・オブ・ファンズのデメリット

■ ファンド・オブ・ファンズに何かデメリットはないのでしょうか?

残念なことに、世の中良いことばかりではありません。ファンド・オブ・ファンズにもデメリットは存在します。

ファンド・オブ・ファンズの最大のデメリットは、手数料が高くなることです。信託報酬という、投資信託の運用にかかる手数料が、結果的に他の種類の投資信託より余分にかかるのです。普通の投資信託の2倍程度かかると考えていいでしょう。

もう少し分かりやすく説明しましょう。

ファンド・オブ・ファンズは投資信託を買って運用します。ファンド・オブ・ファンズが買った投資信託には、当然ですが信託報酬がかかりますよね。この手数料は結局、投資信託を購入したファンド・オブ・ファンズが間接的に負担することになるのです。

さらに、ファンド・オブ・ファンズ自体にも信託報酬がかかります。ファンド・オブ・ファンズも投資信託の一種ですから、これは当然です。投資信託を運用するには人件費がかかりますし、投資家向けの報告資料も作らないといけません。

ということで、ファンド・オブ・ファンズというのは、構造的に2重に信託報酬が発生する仕組みなのです。次の2つの手数料です。

・ ファンド・オブ・ファンズが購入した投資信託の手数料
・ ファンド・オブ・ファンズの運営に対して発生する手数料

結果的に投資信託2つ分の手数料がかかることになるわけです。これって結構大変ですよね。

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これだけの手数料を払った上でメリットがある投資信託というのはあるのでしょうか?仮にあったとしても、それを選ぶのは、そんなに簡単な事ではないでしょう。ファンド・オブ・ファンズというのは、かなりのハンディキャップを背負って戦っていかないといけないのです。

個人的には、このデメリットはかなり大きいと思うのですけどね。あなたはどう考えますか?

もっとも最近は、こういったデメリットがあることは認識されるようになっています。ですから、手数料を抑える工夫をしたファンド・オブ・ファンズもあるようです。

補足:おすすめの証券会社

投資信託を購入するには、どの証券会社を選べば良いのでしょうか?

取り扱い商品の多さ、販売手数料、顧客満足度などを考えると、次の2つの証券会社がおすすめです。

各証券会社の特徴をまとめたので、投資信託を購入したい方は、ぜひチェックしてください。

  1. なんて分かりづらい日本語なんでしょうか。こういうの、ちょっとイラッとしますよね。 []

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