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個人投資家は投資のプロに株や債券の運用で勝てるのだろうか?

株式投資の世界では、アマチュアもプロも関係ありません。何のハンディキャップもなく、同じ土俵で投資します。

つまり私たちが株式やら債券やらに投資すると言うことは、プロと同じ土俵で勝負をすると言うことなのです。ずぶの素人である私たちに、勝ち目はあるのでしょうか?

投資のプロって何だ

本論に入る前に、プロの投資家って一体どんな人達なのか考えてみましょう。

おそらく、投資のプロは大きく2つのタイプに分けられるでしょう。

一つは、自分の資産を運用して食べていくような人たちです。大きな資産を持っている人が、それを自ら運用している場合も有るでしょう。あるいは、デイトレーダーのように、それほど多くない資金の中で、生活費を稼いでいる人もいます。

もう一つのタイプは、給与をもらって年金資金投資信託などを運用する人たちのことです。生保やら銀行やらの運用部門も入れても良いですね。人のお金を預かって、運用する人たちのことです。

私達にとって怖いのは後者の人達です。こういう人たちは、株式のアナリストを経験していることも多いです。投資に関する知識もあり、情報源もたくさん持っています。

私達が株式や債券の投資で成功するには、この人たちよりもいい成績を残さないといけないわけです。果たしてそんなことが可能でしょうか。

それが出来ないとなれば、プロを見方につける方向に考えを切り替える必要があります。投資信託なり何なりを使って、プロに運用してもらうのです。プロに絶対勝てないのなら、プロの力を借りる方が合理的ですよね。

アマチュアにはないプロの投資家のハンディ

これだけみると、プロの投資家なんかには、とてもではないですが勝てそうもありません。知識も経験もかないようが無いからです。

しかし、必ずしもプロが有利ではないと言う人もいます。アマチュアにはない情報や知識を持つプロの投資家ですが、逆にアマチュアにはないハンディを抱えているというのです。

そのハンディというのは、主に次の三点です。

  • プロの投資家は監視をされながら投資をしている
  • プロの投資家は一定の期間で成果を出さないといけない
  • プロの投資家は購入する銘柄が制限される

どういうことなのか、少し詳しく書いてみましょう。

プロの投資家は監視をされながら投資をしている

まず、銘柄選択の時のハンディです。プロの投資家は完全に自由に購入する株を選ぶことが出来ません。その結果、保守的な投資になると言います。

例えば、A社の株価が今後上昇すると考えたとしましょう。このときに、その銘柄が有利だと言う明確な理由が説明できないと、なかなかこの株を購入することが出来ないのです。というのも、何でその株を買ったのかの説明を求められるのです。

無名の企業の株を買って失敗したら、それに対しての叱責があります。だったら、誰が見ても理解できるような大型株を買おうとするわけです。

プロの投資家は一定の期間で成果を出さないといけない

例えば、厚生年金基金などのファンドは3ヶ月単位に運用成績を報告しないといけません。投資信託も6ヶ月に1回の運用報告が必要です。

当然のことながらこういった報告書は、随時他のファンドと比較されます。ですから、数ヶ月の間に成績を残さないと死活問題なのです。

さらに言うと一部のファンドでは、運用結果をもとに担当から外されたり、給与や賞与の額が変わるようなケースも有るようです。当然ですが、一定期間に何とか結果を残そうと言う圧力は強くなりますよね。

ということは、長期で見たときに株価の上昇が見込まれる銘柄でも、投資を見送ることになる場合もでてくるのです。どのくらいで上がるか分からないけど、将来上がる可能性が高い株というのは存在します。短期の結果を求められる場合、そういう株を選び難いわけです。

あるいは、長期的に株価が上昇する株ではなく、値動きの大きい株の売買で短期で利益を出そうということをするかもしれません。何にしても、近視眼的になって、長期的に考えることが出来ない恐れがあります。

プロの投資家は購入する銘柄が制限される

プロの投資家と私達の大きな違いの一つが、運用する資金の大きさです。運用する額が大きくなればなるほど、株式などの投資には不利に働きます。

運用するお金がたくさんあると何が問題なのでしょうか?何となく、有利な感じを持つ人もいるでしょう。

実は資金が多すぎると、売買が頻繁ではない株や小型株を買いにくいのです。莫大な資金で、これらの株を購入すると、自分で株価を上げてしまうからです。

つまり結果的に、高い値で株を仕入れてしまうことにるのです。ですから、そういう小型株や流動性が低い株は買いにくくなるわけです。

これは私達のような個人でも経験している人が多いでしょう。極端に流動性が低い株だと、少しの売買でも株価が動いてしまいます。この傾向を逆手にとっているのが仕手筋と言われる人たちですね。

こういう状況が有る以上、プロの投資家としては、そう言った銘柄では大きなポジションは持てません。投資結果にほとんど影響は与えないので、無視される可能性も大きいです。ですから、購入できる株は限られてしまいます。

どこまで本当か分からないが

こういった話がどこまで本当かは、外からではなかなか分かりません。

それでも、ある程度の真実は含まれていそうですよね。少なくとも、流動性が低い株式は選び難いと言うのは、本当でしょうね。私達のような小口の投資家の売買でさえ、影響を与えてしまうわけですから。

こんなハンディキャップを抱えているプロの投資家ですから、私達でも勝てる可能性があるかもしれません。そう思えば、自分で株式なり債券なりを購入して運用すれば良いでしょう。

そう入っても、素人にはなかなか難しいと思えば、投資信託などを買うのも良いと思います。ただ、投資信託の場合は手数料が高いと言う別の要因があります。そのあたりは気をつけた方が良いと思いますけどね。


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