今、MBOがブームなのだそうです。
MBOというのは、経営陣による企業の買収のことを言います。
企業の経営陣が自社の買収をするというのは、ちょっと奇異に感じるかもしれません。
でも、そういう事例が最近いくつか見られるようです。
創業家がいったん株式を上場した後に、私企業に戻したくてMBOを使うと言うケースも多いようですね。
上場する事で、いろいろ面倒な事も多いですからね。
■ さらば市場、MBO加速 上場の魅力低下 “経営しやすさ”重視
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/111115/eca1111150505004-n1.htm
■ TSUTAYAも…上場企業の“看板”に嫌気がさしたワケ
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110217/bsg1102172148015-n1.htm
さて、このMBOですが、株主にとっては悪いニュースではありません。
というのも、MBOがあると株価がつりあがるからです。
MBOという形をとっても一種の企業買収です。
企業買収があるときは、通常は株価は上がります。
MBOに伴うTOB価格は市場価格より2割~3割高く設定されることが多い。
ということで、うまく行くと、短期間で投資額の2割とか3割の利益が得られるわけです。
もっとも、これからMBOをする会社は簡単には分かりません。
ですから、この幸運を享受するのは簡単ではないでしょう。
とりあえず、どういうところが可能性が高いのでしょうかねえ。
常識的に考えると、「創業家が株式の多くを持っている」「株価が低迷している」「経営が健全である」といったあたりが条件になるのでしょうか。
創業家が強い企業だと、上場した事自体を後悔している可能性も大きそうです。
株価が下がっている今の時期に、思い切ってMBOと言うのはありそうです。
「株価が低迷している」と言う条件は、わりと自明でしょう。
株価が下がっていないと、企業買収のメリットは大きくありませんよね。
これは普通の買収と同じです。
「経営が健全である」というのは、必須条件でしょうね。
まともな経営をしていない会社だと、銀行がお金を貸さないでしょうから。
まあ、この条件で絞っても、当たらない可能性の方が遥かに大きいでしょう。
ただ、頭の体操としては、考えてみても良いかもしれません。
結果的にMBOと関係ないところで、安値で放置されている株が見つかるかもしれません。




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