「景気が後退しているときの簡単な企業分析法」の続きです。
景気が悪すぎるとPBRでもダメ
不況のときに便利なPBRという指標ですが、景気後退のペースが速いときには役に立たないというのが今回の記事の主張です。
なぜPBRではダメかと言うと、PBRが低い企業は大きな負債を背負っている可能性が大きいからというのがその理由です
景気後退しているときに、負債を背負っているとしたら、倒産の心配をしないといけません。
しかし、PBRが低い会社の株を買うという事は、倒産の確率が高い会社の株を買う事になってしまうのです。
これでは本末転倒ですよね。
そこで考えられたのが、PBRによる割安かの判定に財務の健全性チェックを加えたアンレバードPBRという指標という事です。
具体的にどんな指標かは、記事から引用してみましょう。
実際の計算は、(PBR+財務レバレッジ)÷(1+財務レバレッジ)により行う。財務レバレッジは(有利子負債-資産+経営資本〈営業に使われる試算〉)÷自己資本。
「営業に使われる試算」は「営業に使われる資産」の誤りでしょうね。
まあ、引用ですから、そのまま載せておきます。
正直に言って、指標としてはちょっと複雑です。
素人が計算しようと思うと、ちょっと腰が引けてしまいますね。
まあ、どこかで計算されていたら参考にしてもいいかなあという感じでしょうか。
記事によると、一応パフォーマンスは良かったという事です。
参考になるとは思います。
PBR+自己資本比率で代用できないかなあ
ここでふと思ったのですが、財務の健全性と割安かどうかで比べたいのなら、PBRと自己資本比率の2つの指標でスクリーニングしてみてはどうでしょうか。
このほうが、より現実的かもしれません。
自己資本比率というのは、簡単に言うと、資産に対する自己資本の割合です。
簡単に言うと、企業の借金が少ないかどうかをあらわす数字だと考えていいでしょう。
ですから、例えば、スクリーニング機能のあるサイトで、PBRが0.6倍以下、自己資本比率が60%以上などの基準で投資対象を選んでみてはどうでしょうか。
アンレバードPBRで抽出したものと近いものが見つかる可能性が高いのではないかと思います。
試しに上の条件で検索してみたところ、記事の中で紹介されているテレビ朝日やコクヨ、アルペン、きんでん、グンゼ、アマダなどは一致していました。
簡便法としては使えそうな感じがします。
ちなみに、株のスクリーニングには次のサイトを使いました。
http://www.kabumap.com/servlets/Query?SRC=shinko2/scrnQ
まあ、こちらの方法の方が、素人には現実的でしょうね。
もしよろしければ、ご参考になさってください。
うまく行くかどうかは保証出来ないですけど。
タグ: PBR, PER, アンレバードPBR, 企業分析, 株価, 財務健全性




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