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リスクを減らしたければ、積立より分散を

反論したい人の気持ちも良く分かります

前のページで見たように、積立をすると買値が平均的になり、大損を避けられる可能性は高くなります。
しかし、同時に儲かる可能性を減らす事にもつながり、別段得なわけではありません。

むしろ、収益の機会を失う分だけ、確率的には損だと言えるでしょう。
数学を使って合理的に考えると、積立は避けるべきと言う結論になるわけです。

しかしながら、、「大損の確率を減らせる」事を良いと感じる人がいるのは、ある意味自然なことのようです。
なぜかと言うと、人間は失敗を極端に嫌う生き物だからです。

行動経済学という学問では、損をしたときのマイナスの感情と得をしたときのプラスの感情を比べています。
それによると、損をしたときのマイナスの感情は得をしたときと比べて2倍強く出るのだそうです。

例えば、1万円拾ったときの感情を+1だとすると、1万円落としたときの感情は-2になるということです。
ですから、大きな損失を回避するために、購入を何回かに分けるという方法が好まれるのは、自然なことといえるでしょう。

そのためには、多少の合理性など無視してもかまわないと考える人がいても、驚くにはあたりません。

リスクを減らしたければ、分散の方がいいとは思いますけどね

もっとも、上で説明したように、購入を複数回に分けること自体は明らかに確率的には損です。
ですから、投資の効率から考えたら、取らないほうがいい選択肢とも言えます。

そこで、大きく損をする可能性を減らすために、違う方法を取ることをおすすめします。
それは、分散投資です。

分散投資というのは、簡単に言うと、色々なものに投資しましょうと言う考え方です。
日本の株式だけでなく日本の債券や外国の株式も買いましょうということですね。

この方法の優れているのは、リターンを減らさずにリスクを小さく出来るという点にあります。

例えば、日本の株式の期待リターンが6%で、外国株式の期待リターンが6%だったとします。
このとき、日本株式50%、外国株式50%というふうに投資しても、期待されるリターンは6%のままです。

しかし、日本の株式だけを買った場合より、それぞれ50%買ったほうがリスクが小さくなるのです。

リターンを変えずにリスクを小さくできるなら、明らかに有利な方法です。
こんな方法があるのですから、ぜひとも利用してください。

次のページ >> 投資を習慣にするために積立は意味がある


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