資産運用の初心者の方の中には、「ちょっとリスクをとって外貨預金でも」と考えている人もいるでしょう。
そして、そういう人の多くが、「安全なところが良いからメガバンクで」と考えているかもしれません。
もしかしたら、既に投資している人もいるかもしれませんね。
とても残念なお知らせですが、メガバンクで外貨預金というのは、かなり悪い選択です。
言い方は悪いですが、鴨にされたと言っても良いかもしれません。
既に始めてしまった人は、次は失敗しないように気をつけてください。
まだ始めていない人は、今すぐに方針転換を図りましょう。
ところで、メガバンクでの外貨預金の問題点は、具体的に何なのでしょうか?
手数料が高すぎる
メガバンクを使うことのデメリットは、2つあります。
ひとつは手数料の高さです。
外貨預金で発生する手数料は、為替の手数料です。
円を外貨に換えるとき、外貨を円に換えるときに、手数料がかかります。
この手数料が高すぎるのです。
具体的にどの程度掛かるのでしょうか。
ドル円の場合、円をドルにして、さらに円に戻すと1ドルに付き2円の手数料が掛かります。
現在の1ドル80円程度の水準なら、約2.5%も手数料がかかることになります。
最近のドル預金の金利を考えれば、為替がよほど動かない限り、赤字になる可能性が高いでしょう。
だって、金利よりもずっと高いのですから。
ちなみに、ドルへの両替は、他の通貨に比べれば手数料が安いということも付け加えておきましょう。
他の通貨だったら、さらに不利な投資になります。
実は、同じ銀行でも、ネット銀行ならずっと安い手数料で為替の交換ができます。
例えば、住信SBIネット銀行の場合、1ドルに付き0.18円しか手数料がかかりません。
みずほ銀行の十分の一以下の手数料しか掛からないのです。
金利が低すぎる
もう一つのデメリットは、金利が低すぎるという点です。
例えば、今日現在のみずほ銀行の1年ものの英ポンド定期預金の金利は0.100%です。
実は、これは、住信SBIネット銀行の円定期よりも低い金利なのです。
同行の1年物の定期預金金利は、100万円未満の場合でも0.170%の金利が付きます。
さらに、住信SBIネット銀行の英ポンド定期預金の1年もの定期の金利は0.384%です。
つまり、みずほ銀行の4倍近い金利が付くわけです。
これでもみずほ銀行を選ぶとしたら、相当のお人よしといわざるを得ません。
みずほ以外のメガバンクも似たようなもの
今回はみずほ銀行を例に挙げましたが、他のメガバンクも似たような状況です。
為替の手数料は同じですし、金利はみずほのほうが良いくらいです。
つまり、メガバンクを使った外貨預金は、絶対に避けたほうがいい商品ということです。
では、どうすればいい?
メガバンクを使っての外貨預金がダメなら、その代わりにどうすればいいのでしょうか?
一つの答えは、ネット銀行を使うことです。
私が知る限り、上でも紹介したSBIネット銀行の条件がいいようですね。
もう一つの答えが、外貨建てのMMFを使うことです。
MMFは元本保証型の商品ではありませんが、過去の例を見る限り、それに近い商品です。
まあ、銀行の外貨預金も為替の影響は避けられないので、大きな違いは無いでしょう。
為替の影響のほうが、はるかに大きいでしょうから。
利回りは運用会社によってさまざまですが、大体SBI銀行と同じくらいでしょうか。
ただし、MMFは実績ベースで配当されますので、定期預金のように最初から金利がわかっているわけではありません。
一方で、投資信託のほうが税制的に有利なのと、金融機関の倒産に対する保護の仕組みがしっかりしています。
個人的には、外貨建てMMFのほうがおすすめです。
これを機に証券会社に口座を開いてみるのも良いと思いますよ。
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SBI証券
タグ: ネット銀行, 外貨建MMF, 外貨預金, 手数料, 為替




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