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1000万円の資産運用、実力かやる気の無いFPはこう答えます

一つ前のページで、1000万円あります。どう資産運用したらいいでしょう?

という問いについて書きました。そしてその答えは、「知りません」という突き放したようなものでした。

でも、本当に、それだけでは答えようがありません。

それでは、FPと呼ばれる人たちに聞くと、一般にどのような答えが返ってくるのでしょうか?

実は、定型的な答えが用意されています。その回答例の通り、そのまま答える人が多いのではないかと思います。

もちろん私同様、「ただ増やしたいだけでは答えられない」と素直に言う人もいるでしょうけどね。おそらくは、少数派でしょう。

FPはこう答えるでしょう

おそらく、多くのFPは次のように答えるでしょう。

まず、100から年齢を引いてみましょう。あなたが50歳だったら、100引く50で50です。

その数字のパーセントだけ、リスク資産で運用しましょう。50歳の人だったら、50%はリスクを取って運用し、残りの半分は定期預金などを持つのです。

50%のリスク資産も、一つのものにまとめてはいけません。日本株・外国株・外国債券などに分散して投資しましょう。

まあ、大体こんなところでしょうか。100から年齢を引いたパーセントでリスク資産を買いましょうというアドバイスが流行っているようです。

多少のバリエーションの違いはありますが、似たような答えが返ってくるはずです。実際、資産運用に関する本で、この手のアドバイスは何度か目にしています。

はっきり言って何の根拠も無い回答です

FPと呼ばれる人たちが言うと、上のような答えは何となく説得力がありそうです。でも、実際には全く意味がありません。

そもそも、単純に年齢でリスク資産の割合を決めるというのが、ナンセンスなのです。極端な話、1兆円の資産を持っている人は、年齢にかかわらず9,000億円を株式に投資しても問題ないはずですよね。それでも1,000億円残りますから。

もう少し身近な数字でいうと、完全な余裕資金として1000万円持っている人なら、100%一つの株に投資したっていいはずです。1 本当に余裕資産ならという前提は付きますけど。

さらに言うと、その1,000万円で宝くじを買ったって良いのです。本当に余裕資産なら、一か八かにかけても問題ないはずですよね。まあ、私なら買いませけど。

逆に、全財産を集めても1000万円しかなく、その使い道が決まっているのなら、それを減らしてはいけません。こんな人は、株や外国債券なんて買ってはいけないはずです。

定期預金と国債のどちらを買うか」という程度の選択になるでしょう。

このように、前のページで書いたとおり、ゴールが明示されていないと運用方法も決まらないのです。そして、現在の資産状況も大きく影響します。

逆に言うと、FP呼ばれる人たちの多くは、そもそも答えられない問いに無理やり答えているわけです。これでは、つじつまの合う答えなど返ってくるはずがありませんよね。

ですから、上のようなマニュアル通りの答えを返す人は、信頼しない方が無難でしょう。彼または彼女は、実力が無いか、まじめに相談に応じていないかどちらかです。

逆に、「それだけでは答えられない」といった人は、信頼していいと思います。


  1. 年齢が上がるとリスク資産を減らした方が良いって本当なの? []

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