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外国債券と国内債券の期待リターンは同じ?「理屈の上ではって話ですけどね」

資産運用をしている人、あるいはこれから資産運用を始めようとしている人の中には、債券にも投資しようと思っている人も多いでしょう。

あるいは直接債券を買わないまでも、投資信託などを通しての投資を考えていらっしゃるかもしれません。

そういう人の多くは、「外国の債券に投資したい」と考えているのではないでしょうか。

外国の債券は日本の長期国債と比べると、明らかに金利が良いです。
ですから、そう思う人が多くても不思議ではありません。

具体的に、これを書いている時点の利回りで比べてみましょう。

今チェックしたところ、米国債の10年もの国債の利回りは3.2%もあります。
それに対して、日本国債の利回りは1.1%しかありません。

(日米の10年もの国債の利回り)
http://finance.yahoo.com/q?s=^TNX
http://www.nomura-am.co.jp/market/japan_chart_B00670_week.html

つまり、同じ先進国である日米の比較でも、金利が2ポイントも違うのです。
金利が約3倍もつくのです。

この差はかなり大きいように見えます。

理論上はリターンは一緒

しかし理論上は、日本国債と米国債の期待されるリターンは差がないと考えるべきなのです。

こんなふうに書くと、驚かれる人も多いでしょうか。

見た目の金利が3倍も違うのです。
それなのに期待されるリターンは一緒なんて、にわかには合点がいかないでしょう。

なぜそんな事が起こるかと言うと、為替が影響するからです。
為替が金利差を打ち消す方向で動くので、結局はどちらも同じリターンしか期待できないと考えるのです。

これに関しては、次の説明が詳しいです。

■ 第116回 外国債券の期待リターン
http://plaza.rakuten.co.jp/isyamazaki/diary/200912180000/

もちろん、為替の動きは完全に理論どおりの動きをするわけではありません。

投資をしてみたら、結果的に、米国債のほうが良かったと言うことはあるでしょう。
逆に、結果的に日本国債の方が良かったということもありえます。

ただ事前の想定としては、同じリターンだと考えるのが理にかなっていると言うことです。

この考え方はとても大事な考え方なので、ぜひ覚えて置いてください。
そうしないと、見た目の金利の高い債券や投信にコロッとだまされてしまう可能性があります。


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