お金のことで漠然とした不安を持っている人は多いのかも
お金の不安を持つ人
芥川龍之介は「将来に対する漠然とした不安」という言葉を残しています。
このページで書くのはそんな将来の不安に関してです。
ある質問サイトに大学生の女の子から次のような趣旨の質問がありました。
「自分は大学二年生でアルバイトの給料のうち二万円を貯金している。
周囲からは、『貯金を始めるのは早いのでは?』といわれる。
しかし、自分は将来に対して不安を感じているので貯金をしている。
このことについてどう思うでしょう?」
う〜ん。
まさに「将来に対する漠然とした不安」ですね。
大学二年生というと二十歳そこそこです。
そんな人に不安を感じさせる社会って…と思ってしまいます。
まあ、そんなことここで書いても仕方がない話です。
ここでは、具体的にどう考えれば彼女にとって有益なのか考えてみたいと思います。
漠然とした不安は具体的な不安にしよう
まず気になるのが、問題点が漠然としすぎているという点ですよね。
でも陥りがちな問題だと思います。
何となくお金のことが不安と考えている人は意外と多いですからね。
ただ、何となく不安に思っているうちは解決策を見つけるのは難しいですよね。
「何となく不安なんだけどどうしたら良い?」と聞かれても答えようがありません。
そこで最初にしなければならないのは、何が不安なのかもう少し具体的に見つめなおすことだと思います。
おそらく、この大学生の場合は「老後のお金が不安」とか「将来就職した会社の倒産が不安」とか「病気になったときのお金が不安」といったあたりだと思います。
老後のお金に関しては、何歳までにいくらあればいいか見積もることは可能です。
そこから逆算して毎月いくら貯めていけばいいかはっきりしますよね。
将来就職した会社の倒産が不安ということなら、日本には雇用保険という制度があることを教えてあげれば良いはずです。
それを知った上で、給料の数か月分くらいの蓄えがあれば突然仕事を失っても何とかなるとわかるでしょう。
あるいは、公務員になれば解雇されることはほとんど無いと教えてあげてもいいかもしれません。
病気のときのお金の不安に関しても同じような感じで、日本の健康保険制度の概要を勉強することをアドバイスすれば良いはずです。
それでも、不安だったら医療保険をすすめることも出来ます。
とにかく、まず不安の中身を具体的にすることが大事ですね。
貯めたお金はどうするのかという点も考えましょう
もう一つアドバイスしたいのが貯めたお金の運用方法です。
質問した彼女の性格からして、貯めたお金は銀行預金だと思います。
でもインフレの可能性を考えると、安全性重視のつもりで銀行預金にしても、そのことが原因で資産を減らすということになりかねません。
インフレが起こると物価が上昇します。
例えば、去年まで100円で買えていたボールペンが200円ださないと買えなくなってしまう。
現金の価値が半分になってしまうわけです。
頑張って貯めたお金の価値が、何もしていないのに減ってしまうのですね。
インフレに対抗するには株や不動産などのインフレに連動して上昇する資産を持つ必要があります。
長期的な安全性を考えると貯金の一部を株や不動産などに投資することをすすめたいですね。
まあ、心配性の人に株や不動産投資をすすめても、なかなかその気になってはくれないでしょうけど。
