- トランプ大統領でTPPがダメになった| じゃあ、これからどうするの?
- 英国の旅行会社が経営破綻| ブレグジットやらテロやらで踏んだりけったり
- 通貨スワップ一部終了のに関する不思議| 韓国人の理屈ってよくわからないなあ
- キプロス問題を整理| キプロスがロシアの資金洗浄に使われていたのが障害だったんだね
- ドイツがユーロを出て行くよりも、問題児に出て行ってもらう方がドイツには得だと思う
- TPPに入るって、こういう干渉を受けるって事なんだね
- TPPが家計に与える影響は?
- 既得権益が大きい産業が大騒ぎするのはどこでも一緒だね
- ギリシャがユーロ圏を離脱?難しい局面だね
- サルコジは何をしに来たの?
- TPPって本当にメリットがあるの?よく分からんよ。
外交と経済
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トランプが大統領になることで、長い時間をかけて交渉してきたTPP が頓挫することになりました。
経済規模だけで見るとアメリカと日本が圧倒的なのがTPP ですから、アメリカ抜きのTPP なんてたいした意味がありません。ということは、アメリカが抜けるという事は、実質的にTPP が頓挫したのと同じ事です。
日韓の通貨スワップに関して、一部の終了が決まったようです。7月3日に期限が切れるのですが、それを延長しないことが発表されました。
まあ、通貨スワップに関しては、メインの部分は残っています。100億ドルかな。ですから、今回の終了の決定が、直ちに何かを引き起こすということも無いでしょう。
■ 日韓通貨スワップ、来月縮小で合意 30億ドル分(サンケイビズ)
キプロスの問題を簡単に整理した記事を日経新聞で見つけました。それほどのボリュームが無い記事なので、興味がある人は読んでみてはいかがでしょうか。株価や為替にも影響する問題ですから、リスク資産に投資をしている人は、特にチェックしておいた方が良いでしょう。
■ 「ネズミ一匹」キプロスがあぶり出した欧州の病根
編集委員・滝田洋一
ドイツ人のかなりの割合が、ユーロ離脱を望んでいるそうです。ドイツ国内の世論調査によると、9月の総選挙で4人に1人が「ユーロ離脱を主張する政党に投票する用意がある」と答えたそうです。
■ ドイツ国民4人に1人がユーロ離脱主張の政党支持へ=世論調査(ロイター )
アメリカの自動車業者が日本の軽自動車規格に対していちゃもんをつけているようです。
具体的に言うと、軽自動車という規格を廃止しろと言っています。
TPPにはいるなら、自分達の基準にあわせろって事ですね。
■ 日本の「軽」は不合理・廃止を…米自動車大手
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120114-OYT1T00672.htm
TPPの反対派は、外国からの干渉があると、訴えていました。
日本の国内ルールが守られなくなる事を問題視していたのです。
今回、まさにそういう事例が起こったわけですね。
野田総理がTPPの交渉に参加する事をやっと表明しました。
と言っても、まだ交渉に参加する事が決まった段階です。
日本が最終的にTPPの枠組みに入るのかどうかすらよく分かりません。
慎重派は、一度交渉のテーブルに着けば抜けられない、と言います。
一方の推進派の人たちは、交渉段階なんだから条件が合わなければ離脱は可能、と言っています。
一体どっちが本当なのでしょうか。
それ以上に良く分からないのが、TPPに入ると何が変わるのかと言う点です。
正直、農産物の話ばかりで、そのほかの影響が見えてきません。
アメリカの自動車業界団体が、日本のTPP参加に難色を示しているのだそうです。
ビッグ3で作っている団体みたいですね。
■ 米自動車業界団体、日本のTPP参加に反対声明
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111112-OYT1T00291.htm
TPPによって既得権が奪われるのを恐れているようです。
こういうのを見ていると、日本もアメリカも大差ないんですね。
日本で農業とか医療関係の人たちが反対しているのとそっくりです。
ここ何日か、ギリシャがユーロ圏を離脱するのではないかという報道がされています。
ギリシャの首相はこれを否定していますが、ちょっと眼が話せません。
ギリシャのパパンドレウ首相は7日、ユーロ圏から離脱することは非公式にも協議していないとし、離脱する可能性があるとの報道を否定した。
首相は会合で、「このようなシナリオは非公式にも協議していない。ギリシャ自身で必要な事態に専念できるよう、国内外、特に欧州連合(EU)に望みたい」と述べた。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20971620110508
ギリシャの離脱が検討されていたとしても、公式的には完全否定するものです。
ですから、首相の発言を額面通りには受け取れないでしょう。
多分、全ての可能性について、検討されている事と思います。
フランスのサルコジ大統領が日本にやってきました。
最初は来日の明確な目的が分かりませんでした。
原発に関する技術支援だけなら、原発会社の社長だけで良いはずですよね。
もちろん、日本に協力する事を伝えるためだけに来るとは思えません。
中国に行ったついでというのはあるでしょうけどね。
■ サルコジ仏大統領31日来日「支援と連帯表明」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110329-OYT1T00795.htm
菅内閣では「平成の開国」とTPPの事を煽っています。
最近は対話集会のようなことも行われているみたいですね。
今日はさいたま市で集会を行ったようです。
TPP推進へ政府が「開国フォーラム」 さいたま市
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819481E0E4E2E3E
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「日本は貿易立国だから、相手の国の輸入関税が無くなるのは国益だ」というのが政府の主張です。
こんなふうに言われると、何となくもっともな感じがしますよね。