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自営業者は個人年金保険を選ぶくらいなら、国民年金基金が良いよ

ご存知のように、個人事業主は公的年金の受給額があまり大きくありません。なぜかというと、個人事業主は厚生年金に入ることが出来ないからです。その分の年金給付が小さくなるわけですね。

そこで何かの方法を使って、老後の生活資金を貯めないといけません。そのための方法の一つとして、生命保険会社の個人年金保険を考える人も多いでしょう。

しかし率直に言って、その選択はあまり賢い選択とは言えません。なぜなら、公的な仕組みを使った、もっといい年金制度があるのです。具体的には、国民年金基金と確定拠出年金の2つです。このページでは国民年金基金についてご紹介したいと思います。

基本的には個人年金保険にいている仕組み

国民年金保険は、簡単に言ってしまうと、生命保険会社の個人年金保険に近い仕組みです。もう少し細かく書くと、終身年金と確定年金を組み合わせたような年金です。

終身年金というのは、被保険者がなくなるまで受け取れる年金のことを言います。亡くなるまで毎月○万円のような形で年金がもらえるわけですね。ということは、長生きした方がたくさんの年金をもらえて有利ということになります。

もう一つの確定年金というのは、決まった年数は被保険者の生死にかかわらず受け取れる年金です。例えば、65歳から10年間毎年12万円受給などと決めておくと、被保険者が生きていようが無くなろうと毎年12万円もらえるわけです。つまり、総額で120万円もらえるわけですね。

ちなみに、確定年金と終身年金の配分は、加入するプランによって異なります。

生命保険会社で似たような商品があるのに、なぜ国民年金基金が良いのか?

国民年金基金が生保会社の個人年金保険に近い商品なら、なぜ国民年金保険を選ぶ方が良いのでしょうか。同じような商品なら、生保会社の商品を使っても良いはずですよね。

この答えは、とても簡単です。国民年金基金を使った方が有利だからです。まず、国民年金基金には、税制上の優遇措置があります。個人年金保険にも税制上の優遇はありますが、はっきりいって全くレベルが違うのです。ですから、国民年金基金が滅茶苦茶有利です。

掛け金(個人年金保険だと保険料)と給付額の関係でも有利なようですね。某サイトによると、国民年金基金の予定利率は1.75%なのだそうです。1 これは、生命保険会社の個人年金保険の予定利率よりも高い数字でしょう。つまり個人年金保険よりも、掛け金に対して給付が多いのです。

もう一つメリットがあります。それは、比較的柔軟に掛け金のの変更が出来るという点です。個人事業主だと収入にばらつきがあるケースも多いですよね。体調不良などで仕事をセーブする時期もあるかもしれません。そんなときに、簡単に月々の掛け金を変えられるのは大きなメリットと言えるでしょう。

保険料が払えなくて個人年金保険を解約するなんていうのは、珍しくない話です。そういうことが避けられるわけです。

個人年金保険との比較では圧倒的に有利だが

以上のような理由で、個人年金保険との比較では、国民年金基金は圧倒的に有利であると考えられます。利用できる立場にあるのなら、利用しない手はないでしょう。

ただ、確定拠出年金との比較だと、問題はもう少し微妙です。両方とも国による優遇措置があるので、優劣の判断は難しくなりそうです。

私だったら確定拠出年金を選びますけどね。確実性を重視して、国民年金基金を選ぶ人もいるかもしれません。

  1. http://diamond.jp/articles/-/36332 []

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