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個人事業主の健康保険は2つの点でサラリーマンより大きく不利

個人事業主になると、社会保険や労働保険の保障が、サラリーマンとは大きく異なります。
はっきり言って、不利になることが多いです。

健康保険もその一つと言っていいでしょう。

個人事業主になると不利になるのは、具体的には次の2点です。

●所得に対して支払う保険料が高くなる
●病気で働けない時の保障がなくなる

具体的にどんなふうに不利になるのでしょうか?

保険料はほぼ2倍に

サラリーマンの入る健康保険の保険料は、会社との折半です。
つまり、サラリーマンが払っているのと同額を、会社も支払っています。

個人事業主になるということは、当然ですが、会社からの支払はありません。
今まで会社が払っていた分も、自分たちで払わないといけなくなるわけです。

ですから、大雑把に言って、

サラリーマンを辞めると2倍の保険料を支払わないといけません。

まあ、厳密に言うと、単純に2倍になるわけではないですけどね。
考え方としては、そういうことです。

「保険料を考慮して給与を決められていたから不利ではない」という考えもできる

サラリーマンの給料を決める時には、健康保険の会社負担分も考慮された上で決められています。
ということは、私たちが受け取っていた給料は、もともと会社負担分を引いた分だったとも考えられるのです。

そう考えると、単純に不利ともいえません。
それでも、余分にお金が出て行くのは嫌なものですけどね。

何にしても、個人事業主になったら、健康保険の支出が2倍近くになることだけは間違いありません。
その分与分に稼がないといけないということです。

病気や怪我の時の休業保障制度が無い

もう一つのデメリットは、傷病手当金が出ないということです。

傷病手当金というのは、サラリーマンが病気や怪我で働けない時に支給されるお金です。
要するに、休業保障的な性格を持つお金です。

金額にすると、標準報酬日額の3分の2の額がもらえます。
まあ、大雑把な言い方をすると、働けない期間も給料の3分の2はお金がもらえるのです。

正確に言うと、傷病手当金は非課税ですから、受け取る額はもっと多くなります。
年末調整で還付も期待できるでしょうし。

まあ、細かい話はともかく、最低限生きていけるお金は健康保険から出るわけです。
ですから、サラリーマンは病気や怪我をしても、すぐに収入がなくなることはありません。

しかし、個人事業主の場合は、この制度がありません。
ということは、病気や怪我で働けない期間は、無収入になってしまうわけです。

病気や怪我で働けない個人事業主が、経済的に追い込まれる可能性は低くは無さそうです。
ですから、個人事業主には所得補償保険や医療保険のような保険には入る必要性が大きいといえそうです。

少なくとも、サラリーマンよりは必要です。

個人事業主になると負担すべき分が増えるのは確実です

以上、個人事業主になると、健康保険に関して2つの大きなデメリットがあります。

この2つの大きなデメリットのために、個人事業主は大きな負担増が予想されます。

ひとつは、健康保険の保険料のアップ。
もうひとつは、医療保険などの保険料の負担増です。

この2つを支払うことを考えると、サラリーマンの時よりも月々数万円程度稼ぎが多くないと割に合わないことがわかるでしょう。
実は、これだけではなくて、個人事業主にはさまざまな負担増要因があります。

そういうものだと覚悟をした上で、独立するようにしましょう。


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