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個人事業主と死亡保険「サラリーマンと違う特殊事情」

このページでは生命保険の「死亡保険」について考えてみよう。
死亡保険というのは、誰かが死亡すると保険金が下りるタイプの保険である。

結論から言うと、個人事業主の方がサラリーマンより死亡保険の重要性は大きい
具体的にどう違うのだろうか?

個人事業主には特に重要

前のページ(個人事業主と生命保険)で書いたように、個人事業主やフリーランスにとって生命保険は重要だ。
個人事業主の場合、生命保険は欠かせないというケースが多いのだ。

サラリーマンの場合は、入らなくてもいいケースも多いと思う。
もちろん絶対に入ってはいけないなどとは言わないが、経済的に余裕が無ければ無理して入らなくても良い事が多い。

しかし、個人事業主の場合は、大分事情が違う。
多少無理をしても入ったほうが良い。

少なくともサラリーマンと比べると、そういうケースが増えるだろう。

具体的に何が違うのだろうか?

いくつか違いは有るが、最も大きいのは個人事業主が入る年金制度の問題だ。
もう一つ大きいのが、退職金の存在だろう。

厚生年金と国民年金は大きく違う

通常、サラリーマンは厚生年金に入る。
サラリーマンでも国民年金というケースが無いわけではないが、そういうケースはあまり多くない。

一方、個人事業主やフリーランスが入るのは国民年金だ。

国民年金と厚生年金の違いでよく言われるのが、老後の年金額である。
厚生年金のほうがかなり多い事は、多くの方がご存知だろう。

しかし、違うのはそれだけではない。
国民年金や厚生年金が担っているのは、老後の生活資金だけではないのだ。

実は、国民年金には、生命保険の死亡保障と同じ機能もあるのだ。
すなわち、国民が死亡したときに、残された家族にお金が支払われる仕組みがある。

こういった年金の事を、遺族年金という。

そして老後の保障同様、遺族年金でも国民年金と厚生年金の差は大きい。
簡単に言うと、厚生年金の手厚さに比べて、国民年金の保障は貧弱なのである。

それを補うために、生命保険が必要になるのだ。

年金の額だけでなく、支払条件も違う

遺族年金に話をしぼってもう少し説明しよう。

上で、国民年金と厚生年金を比べた場合、保障に差が有ると書いた。
厚生年金と国民年金の保障の差といった場合、先ず思い浮かぶのは年金の額である。

老後資金として支払われる老齢年金同様、国民年金は厚生年金と比べもらえる遺族年金の額が小さい。
どちらの年金制度に入っているかで、残された家族がもらえる年金額は大きく違うのだ。

これは十分に意識しておかないといけない点だろう。

しかし、保障の差というのは、実は金額だけの問題ではない。
年金の受給要件にも大きな差があるのである。

受給要件の差というのは、年金がもらえるかどうかの判定基準が違うということである。
当然、国民年金のほうが受給要件が厳しい。

すなわち、厚生年金に入っている人は遺族年金をもらえるが、国民年金はもらえないというケースも存在するのだ。

例を挙げて考えてみよう

一つだけ例を挙げてみよう。

子供がいない夫婦だけの世帯を考える。
この家庭で、夫が死亡したとしよう。

この場合、厚生年金では遺族年金が支給される。
しかし、国民年金では遺族年金は支給されない。

遺族年金がもらえないとなると、残された妻は経済的に相当困る可能性がある。
専業主婦やパートタイマーだった場合などは、特に大変だろう。

遺族年金が不足する部分は生命保険で補う

ここまでの話をまとめると、次の2つのポイントに整理できるだろう。

・個人事業主が死亡した場合、その妻は遺族年金がもらえない可能性が、サラリーマンの妻に比べて高い
・仮に遺族年金をもらえても、サラリーマンより金額が小さい

残された家族の事を考えると、これらの点は大きな問題であろう。
これを補うためにも、生命保険の死亡保障は入ったほうが良いのである。

それでは、具体的には、どの程度の保障の保険に入れば良いのだろうか?

死亡退職金の有無も大きい

サラリーマンの場合は、死亡退職金をもらえることがある。

もちろん、全ての会社でもらえるというわけではない。
ある程度の規模以上の会社に限られる話だ。

死亡退職金が出るかどうかでも、残された家族のその後の暮らしは大きく違ってくるだろう。

自営業者の場合、当然、死亡退職金は無い。
この点からも生命保険の死亡保険の重要性はわかっていただけるだろう。


個人事業主と生命保険「とても残念だが…」


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