このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリをつぶやくシェア

価格を下げるのは、頭の悪い人がやること

韓国ソウルの滞在費は、世界100都市中ちょうど50位なのだそうだ。
ちなみに、東京は世界3位らしい。

この推計は、韓国の国会議員が発表したもので、韓国観光公社が作った資料らしい。

ソウルの1日滞在費337ドル、世界50位
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110213-00000011-yonh-kr

都市選定などバイアスがかかっている可能性もあり、この調査にどの程度信頼性があるかは分からない。
それでも感覚的に言えば、それほど違和感がある結果では無いだろう。

「まあ、こんなものなのかな」と、納得できそうだ。

低価格競争は止めときなって

個人的に興味があるのは、この資料を公にした国会議員の主張だ。
記事によると、彼は次のように提言している。

外国人が肌で感じるソウルの滞在費が決して安くないだけに、観光産業の活性化に向け、さまざまな低価格プログラムを開発する必要がある

要するに、ソウルは他の都市に対して低価格競争をすべきだと提言しているわけだ。

競争力を高める場合、大きく分けて2つの方法があるだろう。
一つは商品やサービスの価値を高める方法で、もう一つは値段を下げるという方法だ。

この議員は後者の方法で戦うべきだと考えているようだ。

ただ、この方法はいい方法なのかと疑わざるを得ない。
低価格にするということは、自分達の利益を圧縮すると言うことにつながりかねない。

価格を下げた結果、旅行者が大幅に増えるのなら、価格を下げるのには意味があるかもしれない。
あるいは効率化の結果、利益を減らさないで運営できるのなら、価格を下げてもいいだろう。

ただ、そうでない場合以外は、自分達が勝手に苦しくなるだけだ。

日本でも同じだからなあ

まあ、こういう値下げ競争に関しては、韓国人の事をどうこう言えないだろう。
日本でも同じ事をやっている。

特に、飲食点の値下げ競争は異常だと思うのだが…。

マクドナルドと値段で争っても、勝ち目は無いはずだ。
いい加減、値下げ競争はよしたらどうだろう。

低所得者層を取り込みたいのか?

ふと思ったのだが、上の議員の主張は低所得者層の取り込みを意図したものなのだろうか?

それだったら、議員の主張は理解できなくも無い。
中国などからの観光客誘致に向けて、低価格商品も開発しようと言うことなのだろうか?

ああ、でも、それは好意的に解釈しすのようだ。

韓国50位というデータは「米国人ビジネスマンのホテル宿泊費と食事代を合わせて算出」してものだそうだ。
ようするに、ある程度以上の生活水準の人を元にしたデータだ。

どう考えても、この推計の延長線上に、低所得者層が入っているとは思えない。


タグ: , , , ,

このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをつぶやくシェア

スポンサードリンク

関連した記事を読む


コメントは受け付けていません。