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為替リスク

日本以外の地域に投資する投資信託を買う場合、為替の影響を受けることになります。
投資信託自体は日本円で買うので、購入する時点で難しい為替の知識を見につける必要はありません。

しかし、海外に投資している以上、基準価額は為替の変動の影響を受けることにはかわりありません。

為替変動で損をするケース

例えば、あなたがドル建ての債券に投資する投資信託を買った場合を考えてみましょう。

投資信託の購入時には1ドル100円だったとします。
投資額は100万円としましょう。

しばらくすると、あなたが投資した投資信託はドル換算で10%基準価額が上がっていたとします。
しかし、為替も大きく変動して1ドル80円になったとします。

運用の結果ドル換算で10%上昇したとしても、為替の影響で結局マイナスになってしまうのです。

時系列で見てみると、次のようになります。


100万円を投資する。
1ドル100円なので、ドル換算では1万ドル投資した事になる。


投資の結果、投資信託はドル換算で10%基準価額を上げることに成功する。
つまり、あなたの1万ドルは1万1千ドルになった事になる。


1万1千ドルを日本円に戻すと、1ドル80円なので、88万円になる。
結局、投資自体は12万円の赤字ということになる。

投資信託の売買は日本円で行いますが、投資信託が債権を買う場言いは、当然ながら現地通貨で買うことが多いです。
と言うことは、あなたは投資信託を通して、外貨建ての資産を買っているということができます。

外貨が変動するのは、当然起こることです。
特に、政治情勢や経済情勢に影響を与えるような大きな事件が起こると、大きく動くこともあります。

今回例で示したように、1ドル100円が80円になることは十分にありうる話です。
利率が高い国に投資しても損をする可能性は十分にあるわけです。

為替で得をするケース

もちろん、円安になって為替の変動がメリットになるケースも考えられます。
例えば上記の例で、投資を始めたときに1ドル80円で、資金を回収するときに1ドル100円だったとしましょう。

この場合は、次のようになります。


100万円を投資する。
1ドル80円なので、ドル換算では12,500ドル投資した事になる。


投資の結果、投資信託はドル換算で10%基準価額を上げることに成功する。
つまり、あなたの12,500ドルは13,750ドルになった事になる。


13,750ドルを日本円に戻すと、1ドル100円なので、137万5千円になる。
結局、投資自体は37万5千円の黒字ということになる。

為替が逆に動くことで、100万円の投資で37万5千円も資産を増やすことに成功しました。

為替の変動に関しては、損につながる確率も、利益につながる確率もあるのです。
ですから、マイナスにばかり考える必要はありません。

ただ、投資に大きい影響を与える可能性が強いというのがポイントです。


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