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株や投資信託の相続の手続は、意外と面倒そうです

相続で、株式や投資信託を手に入れる人もいるでしょう。特に最近は、少額から株式や投資信託が買えるようになっていますから、庶民でもこれらの相続は十分にありえます。

相続で面倒なのは不動産というイメージをもっている人もいるかもしれません。でも、株式や投資信託の相続も、結構面倒です。

株式や投資信託を相続する人も多いでしょう

相続で、株式や投資信託などの証券を相続するというケースもあります。最近では珍しくないでしょうね。

25年くらいまえだと、この手の金融商品を持っている人は、あまり多くなかった印象ですけどね。最近は、株式や投資信託も身近なものになりました。

株式だと、十万円前後という少額での株式の売買ができるようになりました。しかし昔は、こんな少額では投資が出来ないどころか、証券会社の口座も作らせてもらえませんでした。ずいぶんと時代が変わったものです。

投資信託は更に簡単です。今では銀行でも買うことができます。

まあ、銀行で買うと損をするという話もあるのですけどね。正確に言うと、銀行に行くと、手数料が高い儲かりづらい投資信託を勧められるという、根強い悪評があるのです。まあ、余談です。

不動産と比べると簡単なはずです

株式や投資信託、債券などの相続は、不動産などと比べるとずっと簡単なはずです。

不動産だと簡単に分けることは出来ないですからね。相続人が複数いる場合は、扱いに困ることもありそうです。

また、関連する手続きも煩雑です。その上、現金化しようと思っても、買い手を探すのにも、間違いなく苦労します。

それと比べると、株式や投資信託の相続は、遥かに簡単でしょう。とは言え、実際の手続きとなると、意外と面倒な点はありそうです。また、疑問点も浮かんできます。

財産を相続する人と亡くなった人で、利用する金融機関が異なる場合

株式や投資信託の相続が難しいのはどんな点なのでしょうか。例えば、次のようなケースを考えてみましょう。

太郎さんの父親である一郎さんがなくなり、相続が発生しました。そして、太郎さんが一郎さんの株式や投資信託を相続する事になったとしましょう。この時、太郎さんを相続人、一郎さんを被相続人と言います。

ちなみに、相続人である太郎さんが使っている証券会社は、A証券でした。そして、被相続人である一郎さんの株式や投資信託は、全てB証券にあったとします。

こういうケースでは、どのような処理がなされるのか、素人には判断が難しいでしょう。

B証券に口座を作る必要があるの?

そもそも、こういう場合って、相続人はである太郎さんはB証券に口座を作らないといけないのでしょうか。あるいは、B証券からA証券に遺産を移管できるのでしょうか。

移管というのは、A証券にある株式などを、B証券に移すことをいいます。株式の場合は、移管というのは、それほど珍しい手続きではありません。

こんな事ができても良さそうですよね。

B証券に口座を作る必要がある

実は、この場合は、相続人である太郎さんがB証券に口座を作らないといけないようです。つまり、相続のために、証券口座を作ることになるわけです。ちょっと面倒ですね。

率直に言って、ちょっと不親切だなあと思いました。しかし、よくよく考えれば、移管というのは問題がありそうです。亡くなった一郎さんが使っていたのと同じ証券会社に、相続人が口座をつくるしかなさそうなのです。

どうしてかというと、A証券とB証券では扱っている金融商品が異なるからです。A証券とB証券ともに扱っている金融商品なら、移管ということも可能かもしれません。でも、B証券では扱いがあり、A証券では扱いがないような場合だと、B証券からA証券への移管は出来ないですよね。

株式の場合は、例外を除いて、基本的には2つの証券会社で扱いが違うということは無いはずです。しかし投資信託の場合は、B証券で扱われている投資信託がA証券では扱われていないということは珍しくありません。

これでは財産を移すことが出来ませんから、相続人がB証券に口座を作るしかないのです。こう考えると、確かに、理にかなっています。

財産はいつ移すことができるのか

株式や投資信託の相続には、違った問題もありそうです。相続した証券は、どのタイミングで相続人に移すことができるかという点です。

これに関しては、先に、遺産分割の協議を済ませておくのが基本です。相続人が複数いる場合、相続人の中で、どうやって分けるかを先に決めないといけないのです。

どうやって分けるかを決めないと、財産を移す口座を作るにも、誰名義の口座を作ればいいか分かりませんからね。

遺産分割の協議は難航することも

ただ、遺産の分割協議が、円満に終わるとは限りません。そういう場合は、相続人の中の1人が口座をつくり、一旦そこに移すとういこともあるようです。

また、証券では平等に分けることが難しいので、一旦売却して現金で分けるというケースもあるようですね。その場合は代表者を決め、その口座で資産を受け取り売却し、分配するという手順になるようです。

手続き以前に遺産分割も難しい

今回は2つの例を挙げ、大雑把な考え方のご紹介だけをしました。なかなか難しそうだと、ご理解いただけたのでは無いでしょうか。

この上、実際の手続きでは、必要な書類も多いようです。手続きも色々とあります。

こうやって考えてみると、結構面倒な感じですね。特に、遺言がない場合は、どうやって分けるのかで揉めることも多そうです。

株式は現金のようにきれいに分けられない

例えば相続人が3人いて、A株、B株、C株を相続するとしましょう。3人が1銘柄ずつの株をそれぞれ相続するとしても、それぞれの時価評価額は全然違いますよね。

例えば、A株が時価で200万円、B株が120万円、C株が30万円だったら、C株を相続する人は納得がいかないでしょう。これだけ差があれば、当然です。

それでは、それぞれの相続人が、それぞれの株を3分の1ずつ相続すればいいのでしょうか。実は、そういう方法も難しいことが多いです。

その理由は、株式には単元株という考え方があるからです。単純に3で割れないケースの方が多いからです。

現実的には、一旦売却して現金で分ける方が賢いのかもしれませんね。あるいは、現金などを含めて、分割の仕方を考えるというのも良いでしょう。処理する方法はありますが、揉めるタネになることは間違いありません。

一番いいのは、生前に遺言を残してもらうという方法でしょうか。ただ、家族関係によっては、遺言は頼みにくいというケースもあるようですけどね。

それに、公正証書遺言となると、お金もかかりますし、証人も必要というハードルもありますし。

何にしても、証券の相続は、色々と悩むことがありそうです。まあ、不動産ほどではありませんが。

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