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少子化が問題なのは日本だけではない| 中国や韓国の方が切迫している

少子化というのは、日本だけの問題だと思っている人もいるかもしれません。しかし、世界の先進国の多くは、少子化がで悩んでいます。

さらに言うと、日本の周辺国には、日本以上にひどい状況の国もあるようです。韓国や中国は、かなりひどい状況のようですよ。

中国や韓国も少子化が問題

日本で少子化を問題視している人は多いですね。しかし、実は、少子化で悩んでいるのは日本だけではありません。

隣国である韓国も、少子化は大問題のようです。しかも、日本以上のスピードで少子化が進行しています。後述しますが、かなりヤバい状況です。

また中国も、少子化が近い将来大問題になるでしょう。中国の場合は統計に対する信頼度が低いので正確なところは分かりませんけどね。

一人っ子政策を続けていたわけですから、少子化でないはずがありません。素人目に見たって、明らかですよね。

最近になって一人っ子政策を緩和していますが、これも少子化を懸念してのことのようです。はっきり言って、遅いと思うんですけどね。まあ、やらないよりはマシですけど。

ちなみに、一人っ子政策を緩和しても、出生数は思うように増えていないと言います。

さて、この両国の少子化がどんな感じなのか、少し見ていきましょう。

韓国の合計特殊出生率は1を割った

まずは韓国から。

2018年11月のハンギョレ新聞によると、韓国の合計特殊出生率は、ついに1を割ったのだそうです。2018年の7-9月期の合計特殊出生率は、0.95人でした。

合計特殊出生率が0.95というのは、女性一人が生涯に子供を0.95人しか産まないということです。1

子供は男女2人で作るわけですから、大雑把に言って、合計特殊出所率が2人以上無いと人口は長期的に減っていくわけですね。合計特殊出生率が2以上になって初めて、人間1人に対して子供が1人生まれる計算ですから。

ということは、韓国の0.95人という数字は、かなりショッキングな数字と言えるわけです。どう考えたって、大量の移民でも受け入れない限り、韓国の人口は減っていきます。しかも、結構速いペースで。

一応、韓国の人口は、まだ減少してはいないようですが、近い将来減少に転じると予想されています。そして、そうなったら、日本以上のペースで少子化が進むわけですね。

日本はだいぶマシ

ちなみに、日本の合計特殊出生率は、1.43人(2017年)2 だそうです。一時期1.26人(2005年)まで落ち込みましたが、多少は回復したということですね。

おそらく、景気が回復し雇用が改善したたのが大きいのでしょう。仕事がなければ、子供を作ろうとは思いませからね。多くの人は。

ということは、逆に言うと、韓国では出生率の改善は期待しづらいのかもしれません。かなり景気が悪いと言われていますからね。

最近では、韓国で仕事が無いので、日本で就職しようというキャンペーンまであるのだとか。

ちなみに、最近の合計特殊出生率の低下は、かなりのスピードで進んでいるようです。つまり、近い将来、状況はさらに深刻になる可能性が大きいわけです。

年金制度はかなりヤバそう

少子化というと、気になるのが年金制度です。日本でも、「少子化が原因で年金制度が破綻する」と騒いでいる人たちはいますよね。

韓国の年金制度は、4つの区分があるそうです。その中で最大規模の国民年金では、日本と同じ賦課方式が採用されています。3

賦課方式というのは、入ってきた保険料を、年金として支払う方式のことですね。正確には一部は積立金に回りますが、基本的にはその年に入ってきた保険料は年金の給付に使われます。(保険料の一部を積み立てる賦課方式を、修正賦課方式と言います。)

ということは、少子化が急速に進むと、将来の年金給付に重大な支障をきたす可能性があるわけです。これは、日本と同じ状況です。ただ、少子化の進行が速い分、より深刻だと言っていいでしょう。

まあ、日本の国民年金とはかなり異なる部分もあるので、単純な比較は難しいですけどね。賦課方式というのは世代間扶養の考え方ですから、少子化になるとシステムの維持が厳しくなったり現役世代が不利になるのは共通です。

中国の合計特殊出生率は1.05

次に中国ですが、こちらもかなり厳しいようです。まず、中国の合計特殊出生率はわずか1.05%(2015年)という統計があるようです。

中国の統計なのでどの程度信頼できるかは分かりませんが、韓国に負けないくらいひどい数字です。

もっとも、別の統計では、1.6程度というものもあったりします。正確な数字を素人思わない方が良いのかもしれません。

とりあえず間違いなく言えるのは、中国は現状では、発展途上国ということです。この時期というのは一般には、人口が増えていく時期であるはずなんですよね。

というのも、経済が発展すると出生率が下がり、先進国ほど少子化の傾向が見られるというのが大きな流れだからです。ということは、今の時点で合計特殊出生率が2を割っているというだけでも、中国ピンチだと言えるでしょう。

ちなみに、2015年というと、ちょうど一人っ子政策を緩和したタイミングです。一人っ子政策の影響が残っているのでしょうか。

不思議なことに男児のほうが圧倒的に多い

中国に関しては、さらに特殊な事情があります。不思議なことに、生まれてくる子供は男児が圧倒的に多いのです。

生まれてくる子供の男女比というのは、本来は1対1に近くなるはずですよね。細かいことを言うと、若干男の子が多くなるでしょうが。

でも、中国だと、この比率が明らかにおかしいのです。男の子のほうが明らかに多いのです。

産経新聞によると、中国では女児100人に対して男児113人が生まれるのだそうです。一時期(2007年)は、女児100人に対して男児が120人を超えていました。4

通常は通常女児100人に対して男児は103~107人になるそうですから、明らかに男児が多いことがわかります。これだけ異常な数字だと、何らかの人為的な選別がされている可能性を疑いたくなりますね。

中絶や捨て子が多い?

具体的には、胎児が女児であると分かると人工妊娠中絶が行われることがあるようです。生まれてくる前に女児は中絶してしまうわけですから、男児の比率が増えて当然ですね。

さらには、一人っ子政策の時代には、女の子が生まれても戸籍に登録をしないということすらあったようですね。戸籍に登録しないで隠して育てるか捨ててしまえば、次に男の子が生まれてくるかもしれません。

つまり、戸籍のない子が今でも多数いるということです。こういった戸籍のない子供は「黒孩子」と呼ばれ、社会問題にもなっているそうです。

また、捨て子もあったようですね。これこそ統計が無いので、どの程度の数かは分かりませんが。


  1. 正確には「一人の女性が出産可能とされる15歳から49歳までに産む子供の数の平均(ウィキペディア)」のことを言います。 []
  2. 厚生労働省 人口動態調査 []
  3. 韓国における年金制度と最近の動向| ニッセイ基礎研究所 []
  4. 【世界を読む】中国、異常な男女比と無戸籍者問題の“歪み”是正は…「一人っ子政策」廃止1年
    2017.2.23 11:00 産経WEST []

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