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元本保証の変額個人年金保険

以前、元本保証の変額個人年金保険という金融商品がありました。一時はわりと人気だったようですが、保険会社が手を引いてしまったようです。契約者からしても、ちょっと使いづらい保険でしょう。元本保証を実現するために、余計なコストが掛かったり、収益性が落ちたりする商品だからです。

元本保証の変額個人年金保険が存在しました

昔書いた文章を読んでいたら、変額個人年金保険に関する面白い話を見つけました。ちょっと紹介しましょう。2009年10月頃の話です。

変額個人年金保険というのは、運用によって年金額が変わる年金です。ということは、運用が失敗したら、元本割れを起こすはずの商品のはずです。

しかし、当時の生保会社は、この変額年金に元本保証を入れていました。つまり、儲かるときには際限なく儲かるのに、絶対に元本割れはしないという金融商品を作ったのです。

この、元本保証型の変額個人年金保険は一定の人気を集めましたが、生保会社の方がギブアップしてしまいました。例えば、これを書いた時期に、第一生命が変額個人年金保険の募集を休止しています。

率直に言って、売っても儲けにならないと判断してのでしょうね。

元本保証の変額個人年金保険は契約者側もメリットが小さい

元本保証の変額個人年金保険は、契約者にとってメリットが大きい保険に見えるかもしれません。しかし、実際には、契約者にとってもあまりメリットがない保険なのです。

まず、元本割れのリスクを小さくするために、債券中心での運用となるはずです。という事は、株式中心で運用した時のような、大きなリターンを期待することができません。

次に、元本保証を行うために、保険会社としては、デリバティブなどを活用することになります。という事は、保険のコストが上がることになり、それは契約者に跳ね返ってきます。

さらに、元本保証をするためには、長期間解約ができないというような条件が付けられていました。つまり、流動性を犠牲にして元本保証を得ていたわけです。

株式の組み入れが少ない時点で、大きく儲けるのはほぼ不可能です。その上コストが高く、流動性が低い金融商品だったわけですね。ちょっと、お金を出すのが馬鹿らしくなるような商品です。何のために契約するのか、さっぱり分かりませんから。

結局、シンプルな変額保険が残っているようです

このゴタゴタがあったせいで、変額個人年金保険はすっかり不人気な保険になってしまいました。今では、シンプルなものが残っているだけです。

具体的には、運用で失敗しても元本割れは補填しないというものですね。その代わり、死亡保障に関しては元本割れが無いようにします。

この形の変額個人年金保険が良い金融商品だとは思いません。でも、元本保証の変な保険よりは、よっぽど使いやすい保険であるとは言えるでしょう。

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