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日本がリーマンショックで苦しんだ理由| 金融政策を間違ってはダメ

リーマンショックが起こった時には、日本は世界でもっとも有利なポジションにいました。しかし、その後の政策を間違ったために、リーマンショックで一番傷を負った国になってしまいました。状況が良くても政治が悪いと簡単に失速するという分かりやすい例でした。

過去にこんな記事を書いていました

2009年1月4日に日本と韓国の将来の経済見通しに関する記事を書きました。その時の予想が大きく外れていたので、自戒のためにリライトしておきたいと思います。

まずは、2009年に書いた記事の紹介から。

(引用ここから)

日本人と韓国人の見方の違い

毎日新聞のネット版で「日韓共同世論調査:相手国に「親しみ」、日本51%・韓国37% (毎日新聞 2009年1月4日 東京朝刊)」という記事がありました。

この記事自体は、まいどまいどと言う感じの、「韓国に対して親しみがもてる?」という世論調査があったようです。これ自体は、「ああ、そうですか」と言うだけの話です。

個人的に興味があるのは、経済見通しに関する次の記述です。

世界的な金融危機による景気悪化に関し、「1〜2年で自国の経済が回復する」と考える人は、日本は21%にとどまったが、韓国は48%と倍以上。

正直、びっくりしますね。日本人がお金に関して悲観的過ぎるのか、韓国人が楽観的過ぎるのか。どう考えても、日本経済以上に韓国経済の方が厳しいと思うんだけどなぁ。

日本人はお金のことになると悲観的過ぎるのかも

確かに日本の経済情勢は厳しいです。厳しいのは間違いないけど、瀕死の重症と言うほどではありません。

おそらく、今年の後半から来年にかけて、いいニュースも出てくるでしょう。完全に回復するには時間がかかるでしょうけどね。

一方、韓国経済はかなり深刻なんですよね。そもそも、経済状態が悪かった上に、今回の一連の金融危機があったわけですから。

確かに、日中の協力で、ウォン安は歯止めがかかったようです。 でも、次の記事のような指摘からもわかるように、経済が回復する糸口は見つけにくいんですよね。
(韓国経済は崩壊寸前だ)

1〜2年で韓国経済が回復するとは、とても思えないんだけどなぁ。

記事を書いている三橋貴明1 という人は、韓国経済は問題ありと言う自説をお持ちのようです。そんな方の記事なので、額面通りに受け取っていいかどうか分かりません。

でも、問題があることは否定できないように思います。

悲観的に見るより、楽観的に見る方が経済にはいい影響を与えます。 その意味では、国民に楽観的な印象を与えている韓国政府の方がうまくやっているのかもしれません。

明るい見通しを語るのも政治家の仕事ですからね。でも、韓国経済は大変だと思うけどなぁ。

(引用、ここまで)

今読んでも、当時の認識は間違っていなかったと思う

鳩山由紀夫内閣が2009年9月16日からという事で、これを書いた2009年の1月は麻生内閣という事ですね。

率直に言って、当時の私の経済認識といては、今読み返してもそれ程間違っている感じはしませんでした。韓国よりも日本の方が明らかに有利な立場にいたはずです。日本の銀行は不良債権問題を処理し終わっていましたからね。

率直に言って、韓国どころか、世界中で一番日本が良い状況にいたのです。この状況が分かっていれば、日本人は悲観的過ぎると思うでしょう。

結果、日本の一人負け

でも、結果的には、この後日本経済はボロボロになっていきます。明らかに韓国の経済の方がリーマンショックからの復活が早かったのです。韓国だけでなく、大きな影響があったヨーロッパや、問題の震源地だったアメリカですら、日本よりも早く経済が回復しました。

日本が経済対策を打ってこなかったわけではありません。麻生内閣の時には、十分な財政政策が採られていました。それでも景気は回復せず、自民党政権が一旦終わってしまったわけです。

その後の経済状況は、あまりにも不愉快なので、ここでは書かないでおきます。大変な数年間がありました。

それでは、麻生内閣の経済政策がなぜうまくいかなかったのでしょうか。これは、アメリカやヨーロッパと比較してみるとよく分かります。日本は財政政策は十分でしたが、金融政策が全然足りなかったのです。

マンデルフレミングという経済モデルがあるのですが、それによると、為替が変動相場の国は金融政策は効くものの、財政政策は効かないのだそうです。つまり、金融緩和をしないで財政政策だけやっても無意味だったわけですね。

まあ、今にして思えばという話ではありますけどね。それにしても、当時の日銀は、必死になって金融緩和に抵抗していましたね。

状況が良くても政策がまずいと、やっぱり駄目なんだね

リーマンショック後の失敗は、しっかり覚えておくべきでしょうね。経済的な状況が良くても、その後の政策を間違うと、結果は悲惨になるという事がよく分かりました。

あと、日銀がどこを見て金融政策をやっているのかという疑問は、常に持っておいた方が良さそうですね。

  1. 偶然ですが、これを書き直している2018年の1月には奥さんに暴行をして逮捕騒動が起きていましたね。熱心なファンがいるらしく、国による陰謀だなんていう噂まで拡散されていました。 []

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