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マーケティングの勝利かな – ボージョレ・ヌーボーで騒ぐのは日本人だけかも

2008年に書いた記事の再掲です。まあ、10年たっても状況はあまり変わっていないようですけど。それでも、勢いは衰えつつあるのかな。

年中行事になったようです

ボージョレ・ヌーボーの第一便が成田に到着したそうです。

今年の出来は、「今夏は雨が多く収穫が遅れたが、9月に入って晴天に恵まれ、新酒に適したブドウに仕上がった 」という事です。
ここ数年で最高の出来というキャッチフレーズを毎年聞いているので、今年はあまり良くないのかもと勘ぐってしまいます。
それとも、販売直前になると「ここ数年で最高」という言葉が出てくるのでしょうか?

ボージョレ・ヌーボーって騒ぐほどのものなの?

ところで、ボージョレは地名を表しています。
ヌーボーはフランス語で「新しい」という意味です。
英語のnew ですね。
ちなみに、ポルトガル語だとnova (ボサ・ノヴァのノヴァ)、スペイン語だとnuevo 。
やっぱり、南ヨーロッパの言語は似ていますね。
余談ですが。

要するにボージョレ・ヌーボーというのは、ボージョレ地方の新酒という程度の意味しか持っていないはずです。
一年未満の新酒ですから、本来高級なものではないはずです。
普通に売れば、ただの新酒。
安酒です。

でも、日本での予約サイトをみると3,000円程度で販売している店が多いようです。
ということは、レストランで飲めば7,000円とか9,000円とか結構な値段を取られるでしょう。
ワインのことは詳しくないですが、このくらいの価格帯のお酒ならボージョレ・ヌーボーよりもおいしいワインが飲めるのではないかと推測します。
実際、フランス人は安いお酒として飲んでいるはずですし。

ボージョレ・ヌーボーが高級なワインでない証拠に、ウィキペディアに次のような記述がありました。

現地での価格は日本の数分の一である。(ウィキペディアより)

踊らされている日本人…哀れ。

しかもこのお酒、日本人以外は特別興味を持っていないようなんですよね。
世界中が興味を持てば、現地価格も上げざる得ないでしょう。
それに、世界的に人気のあるお酒なら、日本がフランスに次いで消費量二位というのも不自然です。
もともと日本のワイン消費量は、本来それほど多くないですからね。

なぜ日本では人気が出たのか

さて、ボージョレ・ヌーボーがなぜ人気があるのでしょうか?
しかも、ワインの消費量がそれほど多くない日本で。

個人的にはマーケティングがうまくいったためと考えています。

一つは解禁日を設けて希少感を煽ったこと。
もともとは、クオリティ維持を理由に解禁日というのを設定していたようです。
しかし、日本での販売戦略ではそれをうまく使われた感があります。
解禁日があることで、期間が限定的な商品であるという印象を与えました。
限定品に弱い日本人の心をうまく捉えたといえるのではないでしょうか。

もう一つは、先進国で日本が最初に飲めるという情報を広めたことです。
これにより、解禁日にボージョレ・ヌーボーを飲むことは特別であるという意識をあおったのです。
そもそも、先進国で日本が最初というのも少し疑わしい話のようです。
これもウィキペディア情報なのですが、次のように書かれています。

マスコミもよく「日本が先進国の中で最も早い」と報じているが、もし時差通りなら実際にはニュージーランドのほうが早いことになる。

つまり、日本が先進国で最初というのはウソだと言う事です。

ただ、「先進国で最初」というキャッチフレーズは大変効果的だったようです。
ボージョレ・ヌーボーを飲むために、深夜集まる人たちの様子をテレビ局が今でも中継しています。

ただの、安酒なのに。

ということで、お酒自体のうまいまずいではなく、イベント性とか希少性が日本人にうまく訴えたのでしょう。
少なくとも、こんなに騒いでいるのは日本くらいのものです。
広告代理店の仕業でしょうか、それともフランス人の販売戦略でしょうか。
うまいことやったものです。

イベントごとだから

実は安酒だと知った上で、お祭りに参加するか、さめた目で傍観するかはあなた次第です。
諸々わかった上で、お祭りに参加してみるのもありかも。
年中行事ですから。

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