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日本経済新聞のスタンスがよく分かる本| Q&A 日本経済のニュースがわかる! 2016年版

タイトルの通り、日本経済に関する質問に記者が答えるというスタイルの本です。

この本の特徴は、重要な部分では、財務省の言い分を見事に代弁しているという点です。もうすこし具体的に書くと、「増税万歳」というスタンスが一冊を通じて貫かれているという感じでしょうか。

なんとも、日本経済新聞らしい本です。

例えば、消費税を8%に上げた影響が軽微であると、これでもかというくらい強調されています。まるで、増税の影響がなかったことにしないと、日経新聞として都合が悪いような書かれ方でした。個人消費が落ちたまま回復しないのは、無視ですか?

あるいは、お決まりの、日本政府の借金が云々という話も出てきました。GDP 比で200%を超えて大変だという、アレですね。

政府の借金は、資産と負債のバランスで見たら、ほとんど問題ないという意見もあるんですけどね。それに関しては丸々無視しています。その意見を知られると都合が悪いのでしょうか。

どちらも、増税したくてたまらないという強い意志を感じさせます。

amazon.co.jp の内容紹介には「ニュースの真相を、日経記者がズバっと解明 就活に、ビジネスに、必携の1冊! 」なんていう小見出しがつけられています。でも、こんな本を読んでビジネスなんてしたら、判断を大きく間違えそうですね。怖い怖い。

財務省の意向に沿った日経新聞の経済報道のスタンスを知っている人が読めば、もしかしたら、それなりに楽しめるのかもしれません。記者が必死に増税万歳の結論に持っていく様子をニヤニヤしながら読む感じですね。

でも、それ以外の人には「毒」になるような本ですね。最初から手に取らない方がよろしいかと思います。お金は有効に使うべきですし。

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