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株価維持のために売買を禁止する中国の株式市場が健全?

中国株に関する興味深い記事を見つけました。

と言っても、深い洞察や新しい発見があって興味深いわけではありません。かなり突飛なことを言っていて興味深いという意味です。

中国の株式市場が健全?

具体的には、次の記事ですね。

中国株式市場 長期投資対象として妙味も
マネーポストWEB 2016年8月12日

注目すべきはこの記事の最後の段落です。

中国市場の現状は一見、魅力のないものに見えるが、国際的な市場動向との比較では、もっとも健全な市場といえるかもしれない。国際分散投資、長期投資といった観点からすれば、本土A株市場はバブルが解消され、その発生が十分抑えられている点で魅力的な市場といえるだろう。

中国市場は他の株式市場と比べて健全なんですって。開いた口がふさがりません。

株価維持のために売買を禁止する市場なんですけど

私には「そんな馬鹿な」という感覚しかありません。だって中国って、株価を維持するために売買を禁止したり、年金基金に株をかわせたりするような国ですからね。そういえば、株式市場を閉めたりもしていましたね。

しかも、株価を上げるために政府関係者が煽ったなんていう話まであります。つまり、バブルを勝手に作って、そのバブルがはじけると価格操作を始めるわけです。

そんな国の株式市場が健全って、どういう判断でそうなるのやら。

中国市場をほめるために日本の株式市場を批判

ちなみにこの方は、中国の株式市場をほめるために日本やアメリカの株式市場を批判しています。日本に関しては、次のような感じです。

日本銀行はマイナス金利の導入からETF(上場投資信託)購入まで行っている。GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の株式積極運用を含め、日本市場は、資金流入によって相場が支えられている。

日銀のETF 購入やGPIF の株式購入が、相場を支えるためだとは思えません。言いがかりに近いレベルです。

仮に相場を支えるために日銀やGPIF を使っているとしても、中国がやっていることと比べればはるかにマシでしょう。市場を閉じるとか売買の禁止なんていう、絶対にやってはいけない事はしていませんからね。

それとも、この方の中では、日銀やGPIF がREIT やETF を買う方が売買禁止よりも罪が重いとでも言いたいのでしょうか。ポジショントークもいいかげんにしてほしいものです。

専門家の意見でも鵜呑みにしては危険だね

ちなみにこの記事を書いたのは、田代尚機という方です。この方は、「大和総研で北京駐在アナリスト」だったそうですね。その後、「内藤証券中国部長」をしていた事もあったのだそうです。

肩書だけ見ると立派な専門家ですけどね。だからと言って、うのみにする事ができないケースもあるわけです。

何らかの利害関係があって、こういう発言をしているのかなあ。どう見ても、ポジショントークにしか見えません。

なんにしても、こういう記事やらアドバイスやらには注意しましょうね。専門家というだけで信じるのは危険です。

専門家を名乗っている人は、権威を使って人を騙そうとすることが良くありますから。この方がそうだとは言いませんけど、私の常識からするとかなりずれた事が書かれています。

田代尚機氏に関してちょっと補足

ちなみに、この田代尚機という方は、他にはどんな記事を書いているのでしょうか。ちょっと気になったので、チェックしてみました。

とりあえず目についたのが、次の記事です。

  • 「6年ぶりの大相場」期待の中国株 国家戦略に乗る注目銘柄(NEWSポストセブン)

これが書かれたのが、2015年4月だというので、思わず吹き出してしまいました。

ちなみに、記事の中で、次のような記述もあります。

中国経済の質的改善の進行を受け、2015年の中国株は「6年ぶりの大相場が到来しようとしている」と分析しているのは、TS・チャイナ・リサーチ代表の田代尚機氏だ。

さて、その後中国経済はどうなってでしょうか。実は、この後上海市場は、空前の大暴落をしています。中国株がバブルのピークに近い時期に、「大相場が到来」なんて書いているわけですね。

それを知っていてタイトルを読んだので、思わず吹き出してしまったわけです。まあ、このくらいの実力の人なのでしょうかねえ。

投資に関しては専門家の意見は注意だね

おそらく、この人の場合は、ポジショントークをしているとういところもあるのでしょう。中国株を売っている立場からすると、基本的には、強気なスタンスは崩せないでしょうから。

実際問題として、金融関係だとこういう人が多いんですよね。「自分たちが売りたいときに買いレポートを書いて、株価を上げて売り抜ける某証券会社」とか、悪い噂は絶えませんから。

まあ、この業界にはよくいるタイプの人だと思えば、それほど頭にも来ないでしょう。というか、やっぱり笑いますよね。大暴落前に「大相場が到来」ですから。

専門家の意見には裏があると思いましょう。誰かが何かを勧めているときには、その人の利益が絡んでいることもあります。

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