このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリをつぶやくシェア

金融商品は安全性、流動性、収益性の3つで選ぶ

世の中には金融商品がたくさんあります。日々新しい商品も開発されていますしね。となると、なかなか選ぶのは難しいですよね。そんなときに基準となるのが、「安全性」「流動性」「収益性」の3つです。この3つを軸に考えると、かなり選びやすくなるでしょう。

金融商品の選択基準

金融商品の選択基準は安全性、流動性、収益性の3つがあります。それぞれがどんなものかを簡単に整理すると、次のようになります。

安全性

元本や利回りが確実であるかの度合いをあらわします。例えば銀行の定期預金は基本的に元本も利回りも保証されていますから、安全性が高い金融商品といえます。

逆に、株式投資は元本割れのリスクがあります。また、配当金も変動します。その意味では安全性は低いと言って良いでしょう。

流動性

現金化したいときに現金化できる金融商品を、流動性が高い金融商品と言います。その逆が、流動性が低い商品です。

例えば銀行の普通預金は、いつでも基本的に現金化できます。ですから、非常に流動性が高い商品です。

その一方で、一部の投資信託などは、好きな時に売却できないものもあります。こういった商品は、流動性が低い商品です。

あるいは、金融商品ではありませんが、不動産は流動性が低いです。売却のために何か月もかかるなんて言う話は、珍しくも何ともありませんよね。

また、ちょっと意外かもしれませんが、貯蓄性の高い生命保険も流動性が低いと言って良いでしょう。これはなり意外かもしれません。

生命保険に関してはちょっと長くなりそうなので、後述することにします。

収益性

要するに儲かるかどうかです。

少し注意したいのが、収益性を考える時には、手数料や税金までを考慮してトータルで判断する必要があるという点でしょうか。投資信託だと、信じられないくらい手数料が高い場合もありますからね。

例えば、100万円で投資信託を買って10年持っていたら、実はトータルで30万円も手数料がかかったなんてことも珍しくありません。投資信託の手数料の大部分は運用している資産から引かれるので、本人は気づいていないケースも多いんですけどね。

勘違いをしてほしくないので一応書いておきますが、すべての投資信託がダメなわけではありません。手数料が小さい投資信託も存在します。ただ、割合としては非常に小さいので、丁寧に選ぶ必要があるのです。

税金も手数料も高いのは不動産です。正直に言って、このコストを考えただけでも、不動産投資なんてやるものではないと思ってしまいます。

このように、大きく儲かりそうな金融商品の中には、実は税金や手数料がネックになって収益性がそれほど高くないというものもあります。もっとも、もともと収益性が低いうえに手数料も高い貯蓄型の生命保険みたいな商品もありますが。

安全性、流動性、収益性の3つを満足する商品は存在しない

安全性、流動性、収益性のすべてが高い金融商品があれば、もちろんそれに越した事はありません。しかし実際には、そのような商品は存在しません。

例えば、安全性や流動性が高いとされている銀行の普通預金や定期預金は、収益性で劣ります。また、株式は収益性が高いですが、安全性は低い商品です。

ですから、私たちにとって大事なのは、投資の目的によってバランスをどう取るかです。ということは、これだけを買っておけば大丈夫という金融商品は存在しないという事ですね。

補足:貯蓄型の生命保険は流動性が低いと言っていいでしょう

上に書いた通り、実は生命保険というのは流動性が低い商品です。

個人的に貯蓄型の生命保険はあまりお勧めしないのですが、その理由が流動性の低さです。あと、手数料が高いのもダメなんですけどね。

生命保険は解約しようと思えばいつでも解約できます。その意味では流動性は高そうに見えます。しかし、実質で見ると流動性は低いと言わざるを得ないのです。

まず、貯蓄性の高い生命保険は、満期前に解約すると解約返戻金というお金が戻ってきます。ただ、金利が低い時期には、解約返戻金が元本割れを起こすことも珍しくありません。そのために、解約し辛い状態になるのです。

損をすると分かっていると、なかなか解約できないですよね。あるいみ、これは、流動性が低いと言えます。

これだけではありません。生命保険の特約も、契約を解除すると無くなってしまいます。ということは、解約返戻金を目当てに生命保険を解約すると、例えば医療保障特約も無くなる事もあるわけです。

特約が重要だと関えれば、おいそれとは解約できなくなります。これも流動性が低いと言って良いでしょう。

おまけに、もう一つ挙げておきましょう。生命保険には営業がついていて、解約しようとすると必死に止めるという事もあります。これは、個人的に経験したことがあります。これも、ある意味、流動性の低さですよね。

酷い営業に当たると、かなり露骨な解約阻止工作にあうこともあるそうです。営業のところで止めてしまって、なかなか解約できないなんて噂もあります。

最後の営業の問題は半分ネタですが、このように生命保険というのは、意外と解約し辛い商品です。その意味ではかなり流動性が低いと言って良いのではないかと思います。

これが、個人的に、生命保険が苦手な理由の一つです。

余談:普通預金は定期預金よりも安全性が低い?

安全性が元本や利回りが確実かで決まるとなると、ちょっと気になる点が出てきます。それは普通預金と定期預金の関係です。

普通預金は預けたタイミングでは、将来の金利は分かりませんよね。その一方で、定期預金は預けた時既に、将来の金利も決まっています。つまり、金利が固定されているという意味では、定期預金の方が安全なのです。

また、金融機関の倒産に対しては、定期預金も普通預金も元本1,000万円とその利息まで保護されています。つまり、どちらも差はありません。

という事は、理屈の上では、定期預金の方が安全性が高い事になってしまいます。でも、金利が良い定期預金の方が安全性が高いなんて、ちょっと不思議な感じはしますね。

もっとも、普通預金には流動性が高いというメリットはありますけどね。みんな日常的に引き出していますし、公共料金の引き落としなどにも使われています。

スポンサードリンク

一生もののお金の知識を身につけよう!

お金の知識は、すべての人に必要な知識です。しかも、一生ものなんです。

でも、難しいのが、何から手を付けたら良いかでしょう。お金の知識と言っても範囲が広すぎるので、どこから始めたら良いか分からないわけです。

そんな人におすすめなのが、ファイナンシャル・プランナーの知識です。FPと言われてるやつですね。

とりあえず、ファイナンシャル・プランニング技能検定の3級レベルの知識だけでも身につけておくと、日常生活でもかなり役に立ちます。わざわざ資格まで取る必要は無いと思いますけど。

率直に言って、これだけで十分なお金の知識が身につくとは言えません。でも、知らないよりはずっと合理的な判断ができるはずです。

ちなみに、ゼミネットというサイトを使うと、9,000円で20時間分の講義動画を繰り返し見ることが可能です。とりあえず、お金の知識を身につけたい人は、ぜひ使ってみてください。

あ、もちろん、興味があれば資格にチャレンジしてみるのも悪くないと思います。3級なら特に受験資格も必要ありませんし。

スポンサードリンク


このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをつぶやくシェア

関連した記事を読む

コメントは受け付けていません。