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中国の内需の冷え込みはかなり深刻と考えられる| 中国発の経済危機の可能性すらアリか?

中国経済の減速がとまりません。

読売新聞の「中国の1月輸出11%減…7か月連続で前年割れ」という記事によると、2016年1月は前年同期比で18.8%も輸入が減ったのだそうです。輸出も11.2%減っています。1

ちなみに、輸入は15ヶ月連続のマイナスなのだとか。これは相当深刻な状況と言って良いでしょう。

輸出よりも輸入をチェックするのが大事

読売新聞の記事のタイトルにあるように、多くの人は中国の輸出を気にしているのでしょう。中国は輸出大国だというイメージがあるので、輸出を気にするのは理解できます。

しかし、中国の国内経済を知る上では、輸入の統計もかなり重要だと考えられます。

ご存知のように、中国が発表する経済統計は、そうとう疑わしいものと考えられています。

なにせ李克強首相が自国の統計を信じていないと語ったとされているくらいです。相当深刻な改変が行われているのでしょう。

実際、出てくる数字を見ても、にわかには信じられないものが多いですしね。例えば今の状況で、経済成長率が前年比で6.9%といわれても、まったくする気にはなれませんよね。

そんな中で、中国国内の経済状況を知る上で唯一信じられるのが、輸入統計なのです。輸入統計なら相手国がいるので、嘘をつくことができないからです。

国内経済が盛り上がっていれば、当然ですが輸入は増えるはずです。人々は消費するために物を買うはずですし、工場が稼動していれば原材料が必要です。

細かいことはわからないまでも、中国経済の状況をなんとなく知ることは可能なのです。

中国経済はかなり悪い状態が続いている

ということは、逆に言うと、輸入が減ると中国の国内景気は厳しいということでもあります。国内消費が落ち込んでいると考えられますし、生産も落ち込んでいる可能性が大きいわけです。

そして現在の中国は、輸入が前年同月比割れの状態が15ヶ月も連続で続いているわけです。ということは、中国の国内景気は、ここ1年以上にわたって悪い状態が続いていると予想できるわけです。

ちょっと興味があったので、過去数ヶ月の輸入の前年同月比の数字を調べてみました。

  • 201601 -18.8%
  • 201512 -7.6%
  • 201511 -8.7%
  • 201510 -18.8%

これを見ると、一度回復しかけた数字がまた悪化しているようにも見えます。そして何より、2割近いマイナスの月があることに驚かされます。

少なくとも、この数字を見る限り、中国経済は予断を許さない状況であることがわかります。


  1. 中国の1月輸出11%減…7か月連続で前年割れ
    読売新聞 2016年2月15日 []

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