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日銀がマイナス金利を導入| 結局のところ、何をしたかったの?

日銀の黒田総裁が、日銀の当座預金のマイナス金利導入を決めました。これって、何をしたいのでしょうか?

日銀の当座預金というのは、普通の銀行が日銀に持っている当座預金ということですね。この当座預金の金利が現在0.1%あります。

この金利が0.1~-0.1%になるというのが、今回の発表です。ちなみに-0.1%ということは、当座預金を使っていると手数料がかかるということです。

ということは銀行にとっては、今までと比べて利息収入が減ることになるということですね。金融機関にとっては厳しい決定と言えるでしょう。

なぜマイナス金利を導入する

問題は、どうして今マイナス金利を導入するかです。どうやら日銀は、日銀の当座預金残高を減らしたいと考えているようです。

そうすることで、今やっているインフレターゲットに貢献すると考えているようですね。

日銀が当座預金の金利を下げた場合、そのまま当座預金にお金を残しておいたら、一般の銀行にとっては減益要因ですよね。ですから銀行は、当座預金を引き出して、別のもので運用しないといけません。

ということは、世の中に出回るお金が増えるわけですよね。出回るお金が増えれば、インフレになるという仕組です。

さらに言うと、この政策は、一般の銀行に対してもっと仕事をしろというメッセージとも取れます。日銀の当座預金なんかに入れておかないで、自分たちで増やす努力をしろという意味もこめられているのでしょう。

当座預金残高は増加傾向だった

ところで、現在の当座預金残高はどうなっているのでしょうか。日銀のサイトに「業態別の日銀当座預金残高1(2015年12月)」という情報が載っていたので、チェックしてみました。

まず、1年前の2014年の12月には、月末残高ベースで「準備預金制度適用先合計」が1,616,899 (億円)ありました。大体、162兆円ですね。

それが2015年の12月には、2,306,864 (億円)にまで増えています。ということは、大体231兆円にまで増えているわけですね。

市中の銀行からアメを奪う政策

この約231兆円に、現在は年0.1%の金利がついていました。ということは、国内の金融機関にとっては、合計で約2,310億円の金利収入があったわけです。まあ、お小遣いのようなものですね。

この部分が今回、少し小さくなるということです。日銀から小遣いを貰っていないで、自分で稼ぎなさいよと言うメッセージを出したということでしょう。

つまり、民間の銀行が現金や預金で持っている部分は減り、それが何か違う形で運用されるということですね。銀行が運用するということですから、貸付にもお金が回るという目論見があるわけですね。

銀行がアメを奪われたことは株価を見れば分かる

ちなみに今回の決定が、一般の銀行にとってマイナスだったことは、銀行の株価を見れば一目瞭然です。軒並み株価を下げています。多かれ少なかれ、銀行にとっては減益要因とみなされたということですね。

まあ、そりゃあそうですよね。今までは日銀の当座預金に入れておくだけで収入があったわけです。それが逆に支出になる可能性もできたわけですから。

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