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中国に接近した英国はプライドを失ったのか?| アヘン戦争をおこした国なら不思議は無いだろ

少し前の話になりますが、英国と中国の接近が話題になりました。2015年の秋ごろの話ですね。

英国はまず、欧州の中でもいち早くAIIB への参加を表明しました。そして、習近平を招き、大歓迎をしています。原発関連の大きな契約を結んだりもしているようですね。

AIIB に関しては、アメリカを裏切る形で参加した格好です。血を分けた同盟国などと呼ばれる英米ですから、アメリカを裏切った行為には、かなり衝撃を受けた人もいるかもしれません。

習近平の歓迎も、同じですね。習近平は訪英直前の訪米で、かなり冷たく遇されました。しかし、英国では米国と全く反対の対応をしたわけです。

ネットでは失望の声

これを見てネットでは、イギリスは魂を売っただとか、紳士の国の誇りを汚したなどの反応が出ています。例えば、Yahoo!ニュースに掲載されていた「中国マネーに目がくらむ英国、人権侵害が見えていない 香港活動家」という記事では、次のような反応が見られます。1

英国は今そんなに不景気なのか?全てが偽物な国に価値なんてないのにな

英国にはガッカリした。

大英帝国も落ちたものだ。
中国も随分、経済が失速しているのにね。
人権より金とはね、恥ずかしくないのかな。

大英帝国も落ちぶれたもんだな、金の為なら何でもするのか、最後は英国皇室を習近平に譲るか?

手厳しい批判が多いです。

イギリスは自国の利益に貪欲な国

ただ、歴史的に見てみると、英国が行動パターンを変えたとは思えません。紳士の国とか大英帝国の誇りというイメージを持つのは勝手ですが、実際の英国はそんな国だとは思えないんですよね。

一番端的な例は、清国との間で行われたアヘン戦争でしょう。この戦争での英国って、相当エグい事をしています。

そもそもアヘン戦争のきっかけは、英国が中国にアヘンという麻薬を輸出したのが発端です。ドラッグを密輸したわけです。

清国がこれを厳しく取り締まると、それに対して難癖を付けて英国が戦争を仕掛けました。その結果、英国は多額の賠償金と香港を得るなどしています。

これって、ヤクザの手口と同じですよね。麻薬を売って薬漬けにして、相手国がそれを取り締まられると難癖を付けて戦争をするわけです。その上で、戦争でボコボコにして戦利品をぶんどっています。

これが紳士の国といわれてもねえ。

もちろん、現代とは感覚が違うのは確かです。当時は強い国が弱い国を簒奪するのは、必ずしも悪ではありませんでした。

ただ、それを差し引いても、アヘン戦争のやり方はちょっと駄目な気がします。

中国の軍事的な台頭も英国には無関係

そもそも英国はこんな国ですから、自分たちの有利と考えれば貪欲に行動しても不思議ではありません。

さらに言うと、中国が軍事的に力を付けても、英国への影響は小さいという点も考えておかないといけません。中国が南シナ海や東シナ海で何をしようと、英国にはほとんど関係ないですからね。

そうであれば、日本やアメリカとは、行動が違っても何の不思議も無いわけです。自国の利益を優先させたに過ぎないということでしょう。


  1. 中国マネーに目がくらむ英国、人権侵害が見えていない 香港活動家
    AFPBB News 2015年10月21日 []

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