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国債が暴落すると日銀の損失を税で穴埋めする?| さすがに理解不足なんじゃないでしょうか

経済学者の高橋洋一氏のツイートが興味深かったので、ご紹介します。

高橋洋一(嘉悦大) @YoichiTakahashi
凄い間違い。日銀資産の評価損は政府負債の評価益で問題ない。かつてサマーズは日銀の説明にあきれて So what?といったのを知らないの→朝日社説(1/16)アベノミクスを支える日銀の異次元緩和にも「見えない国民負担」が隠されている。asahi.com/articles/DA3S1…

朝日新聞の社説に対して、あきれた反応をしています。

問題の記事は?

今回問題になっているのは、2016年1月16日の「株安と安倍政権 経済政策に『百年の計』を」というタイトルの社説です。高橋氏が指摘している箇所は、おそらく、次の部分でしょう。

アベノミクスを支える日銀の異次元緩和にも「見えない国民負担」が隠されている。いま日銀は高値で国債を大量購入しているが、いずれ景気がよくなれば国債価格は下落(利回りは上昇)する。その局面での金融引き締めは日銀には逆ざやとなって巨額損失が見込まれる。債務超過の恐れもある。穴埋めに使われるのは国民の税金である。

確かに、これは酷いですね。

「いずれ景気がよくなれば国債価格は下落」という部分に関しては、こういう可能性があるのは事実です。でも、国債価格が下がっても問題が無いというのが高橋氏の言っていることです。

なぜかと言うと、日銀と国は原則として一体だからです。日銀の国債での損は国の利益になるので、差し引きゼロになるのです。

すごく簡単に言うと、日銀の国債買取は、一つの会社の中でお金を融通しあっているのと同じことです。そうであれば、市場の金利がどうなろうと、別に問題は無いですよね。別の部署の予算を借りてきたと言うだけの話ですから。

と言うことで、国債の時価が下がって損をしたところで、穴埋めをする必要はありません。この部分を朝日新聞は理解できていなかったということのようです。

財政再建はかなり進んでいる

もう一つ指摘しておくと、次の部分も酷いですね。

もっと先も見据え、日本の国家運営の「百年の計」を考えて財政再建に取り組む姿勢がいまの政治にほしい。政権のエネルギーはそこに注ぐべきだ。

日本の財政再建って、実はかなり進んでいるんですよね。なぜかと言うと、日銀が国債を買い入れるということは、借金を返しているのと同じことだからです。

このままいくと、後数年で、日本政府は無借金の状態になります。このあたりの点も理解できていないようです。

全体的に残念な社説でした。ここまで酷いと、最初のツイートのような感想を持つのも自然です。

もうちょっと勉強しようよ。本当に誰も読まなくなるよ。

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