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中国の生産コストはアメリカと同じレベル?| 数年後にはアメリカが中国を抜くという予測も

中国の生産コストは、アメリカの生産コストと大差が無いレベルなのだそうです。現在は5%ほどアメリカが高い程度の話なのだとか。そして、数年後にはアメリカの方がコストが安くなるのだそうです。1

これが本当なら、かなり意外な事実と言えるでしょう。中国の魅力は、低コストで生産が出来ることだったはずですから。でも、本当にこんなことがあるのでしょうか。

なぜそんなことが起こったのか?

この見積もりを出したのは、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)です。BCG の見立てによると、2018年には2~3%程度、アメリカのコストの方が安くなっているのだとか。

こんなふうにアメリカが追いつき、さらには近い将来に逆転が予想される要因は、いくつもあります。中国の人件費が高騰しているのはよく知られています。アメリカ国内での生産性が上がったことも考えられるでしょう。でも、記事によると、もっとも大きな要因は、シェールガスなのだとか。

採掘技術が開発され安価なシェールガスが採掘されるようになりました。このため、アメリカ国内のエネルギー価格が大幅に下がりました。これにより、アメリカの製造コストが優位に立ったということです。

ちなみに産業用の電気料金は、他の主要な輸出国と比べて3割から5割も安いのだとか。さらにいうと、アメリカは液化天然ガスの輸出も考えているようです。

これはつまり、国内の資源でアメリカが工業国として返り咲く可能性があるという事ですね。世界の産業の情勢が大きく変わるかもしれません。かなり興味深い記事でした。

興味があれば、FORTUNE の記事を読んでみてください。さらに詳しく知ることが出来ます。英語ですけど、比較的読みやすい文体です。

中国にとっては非常にマズい話です

アメリカの生産性がここまで上がるのは、中国にとっては非常にマズい事だと言って良いでしょう。何せ、中国にとってアメリカは、香港を除けば最大の輸出相手国ですからね。影響が無いはずはありません。

でも、こればっかりは手の打ちようが無いはずです。利用可能なアメリカ国内の資源が増えたっていうだけの話ですからね。

アメリカのシェールガスは、これまで中東への影響が語られる事が多かったです。でも、中国を含めて、他の国も大きな影響を受けそうですね。

もう少し、視野を広げてみる必要がありそうです。


  1. U.S. Manufacturing costs are almost as low as China’s, and that’s a very big deal
    FORTUNE JUNE 26, 2015 []

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