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中国の証券当局は株価操作の可能性を疑っているようです| 自分達を棚に上げている感じがすごいですね

上海を中心として、中国の株価が下げ止まらないようです。ギリシャのデフォルト懸念も関連して、かなり大きな問題になっているようです。

これに関するロイターの記事が興味深いのでチェックしてみましょう。1

大きな下げがありました

まず、どのくらい下げたかですが、7月3日の午前だけで7%を超える大幅な下げがあったようです。7%以上下げたのは「滬深300指数」という指数ですね。

午前の中国株式市場は急落、主要株価指数は7%を超える大幅な下げとなっている。

ちなみに上海総合指数でみるとここまで大きな下げでは無いようです。とは言っても、「上海総合指数<.SSEC>は255.2837ポイント(6.52%)安の3657.4831」という事なので、かなり下げているのは間違いありません。

これは突然下げたと言うわけでなく、半月ちょっと前から続いている下げトレンドの一環という事のようですね。

6月12日に売りが始まり、上海総合指数<.SSEC> は2日、4月以来初めて4000ポイントを割り込んだ。

じりじり下げていたのが、ここに来て一気に下げたという感じでしょうか。

市場操作って…

中国の証券当局は、この下落の原因が市場を操作されている可能性があると考えているようです。相場操縦の可能性を調査する方針を示しています。

中国証券当局は、株価急落を受け相場操縦の可能性を調査する方針を示したが、株価下落には歯止めがかかっていない。

でも、この方針の表明は全く効果がなかったということですね。結果的にこんなに株価が下がってしまいましたから。

そもそも、市場操作をしているのは誰なのかという疑問があります。というのも、上海総合指数は1年に満たない期間に2倍になっているからです。これはグラフを見れば一目瞭然ですね。

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凄い勢いで株価が上がっているのが分かると思います。

よほど経済が好調な国でも、株式指数が1年で2倍になるということは珍しいことです。経済の減速が指摘されている中国だと、もはや違和感しか感じません。下げるのは当然とまでは言いませんが、急騰する要因なんて全くなかったのです。

ですから、「そもそも中国の当局が主導してバブルを起こしてたんじゃないの?」という疑問は当然出てくるわけです。実際に、そう思っている人も少なくありません。

それにもかかわらず、相場操縦と言われても、程度の低い冗談としか思えないわけです。「どの口が言っているんだ?」と思ってしまうわけですね。

こんな大見得を切ってしまった以上、何かしらの操作が存在するというポーズはとるのでしょう。もしかしたら、誰かを逮捕したりして悪者にするのかもしれません。でも、株価への影響は限定的でしょうね。もともと作られたバブルだと思われますから。

自分たちが株価を上げようとしているじゃない

ちなみに、当局は公に株価を操ろうとしているようです。

投資家心理の回復に向け、当局は金融緩和を行ったり、年金基金に株式投資を促すなど様々な措置を講じている。

金融緩和はともかく、年金基金に株を買わせるって、かなり強引な株価操作ですよね。当局にどの程度の影響力があるかは知りませんが、市場をゆがめる行為であるのは間違いありません。

株価操作があると疑いながら、自分達主導でそれをやってしまうわけです。もはや意味不明です。自分達がやる株価操作はいい株価操作ということなのでしょうか。


  1. 午前の中国株7%急落、相場操縦の調査発表でも下げ止まらず
    ロイター 2015年7月3日 []

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