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日本人が便所掃除用のタオルで食器を拭かない理由| 分析が的外れすぎて衝撃的でした

中国人は日本人と見た目が似ているために、日本人と思考も似ていると思っている人がいるようです。また、日本の文化は中国から入ったものが多いので、文化的にも似ていると思っている人もいるようです。

しかし、実際には、全くそんなことはありません。思考の方法や生活習慣などは、日本人と全然違う部分の方が多いのです。実際に中国人と親しくなると、その違いに驚かされるでしょう。

最近はネットニュースなどが中国関連の情報を伝えてくれますから、こうした誤解は大分なくなってきているように思います。まあ、ネットニュースの伝え方も一面的過ぎるような気はしますけどね。

例えば、ネットニュースだけを読んでいると、中国人は皆反日的であるという印象を持つでしょう。でも、実際の中国人は、それほど反日的ではありません。というのも、そもそも普通の中国人は、日本のことに興味を持っていない人が多いのです。

ネットニュースを通じて、一部の極端な人達を中国全体のイメージとして見ているわけです。

さすがに驚いた

日本人と中国人が違うのは、私個人としては、比較的分かっている方だという認識がありました。中国人の知人も何人かいるので、思考や文化の違いを実体験として何度も経験してきたからです。

そんな私でも、ちょっと驚くようなニュースがありました。FOCUS-ASIA.COM というところの記事なのですが、中国ではホテルの清掃係が便所掃除で使ったタオルでコップを拭くケースがあるという記事があったのです。1 ちなみに、もともとは新華網というところに掲載された記事らしいです。

繰り返しますが、この記事にすごく驚きました。とは言え、便所掃除で使ったタオルでコップを拭くこと自体は、実はそれほど驚きではありません。

何せ、下水道の廃油から食用油を作る人がいる国ですから。そういう人がいても、「まあ、そういう事もあるだろう」という感想しか持たないでしょう。

私が驚いたのは、日本では何故そういう問題が起きないのかという分析の部分でした。ちょっと長いですが、記事から該当部分を引用してみましょう。

ホテルの衛生管理について、日本では法律法規とともに業界が定めた具体的な規則が存在する。1970年には「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」が制定された。2002年には改正が行われ「清掃作業及び清掃用機械器具の維持管理の方法等に係る基準」が設けられた。

中央職業能力開発協会は、ホテル業の職業能力評価基準を制定。従業員の服装、頭髪、爪などのルールを設けた。また、日本掃除能力検定協会による検定試験も存在する。

そして、日本人にはルールや信用を守るプロ意識がある。日本では、信用を失った際の代価が非常に大きく、どんな老舗企業であってもひとたび発覚して社会問題となれば、一夜にして破産してしまうのだ。

信用体制の構築は、社会全体にメリットがある。小さいところでは、不必要なトラブルや衝突が減る。大きいところでは、社会運営コストが減るうえ、国への求心力が高まりさえするのだ。

つまり、記事の分析では、「法整備がしっかりしている」「プロ意識が高い」「信用をなくすと会社が存続できない」といったあたりが便所掃除のタオルで食器を拭かない理由だとされているのです。でも、この分析って、日本人には的外れとしか思えないですよね。

というのも、日本人なら、食器は専用のふきんで拭くのが当然だとおもっていますよね。特に衛生面を気にする人なら、布のふきんすら避け、乾燥機やら使い捨てのものを使うはずです。

つまり、誰かに禁止されなくても、便所掃除で使ったタオルで食器を拭こうとは思わないのです。衛生的に問題があるから、便所掃除のタオルを避けるわけでは無いのです。

こんな事、日本人なら当たり前ですよね。でも、記事で分析しているところを見ると、中国人には当たり前ではないという事なのでしょう。

率直に言って、相当びっくりしました。


  1. 日本のホテル客室清掃係が「便器を拭いたタオル」でコップを拭いたりしない理由―中国メディア
    FOCUS-ASIA.COM 2015年5月3日 []

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