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ご近所で評判が悪いサムスンのスマホ| 日本も中国も大きな市場のはずなんですけどね

2014年第4四半期の中国でのサムスンのスマホのシェアが、5位にまで後退したそうです。1位、3位、4位は中国のメーカーで、2位にアップルが入っているという状況のようですね。1

まだ戦えるが、中国メーカーに確実に逆転された

1位の中国のメーカーのシェアが13.7%で、サムスンのシェアが7.9%だと言います。ですから、首位から圧倒的に離されたということでもなさそうです。

さらに、年間でみると12.1%のシェアがあるようです。上位数社でシェア争いをしている中で、第4四半期だけが業績が悪かったと言う状況なのかもしれません。スマホは比較的開発のサイクルが短い製品ですから、投入する製品を間違えるとこういう事もありえます。

もちろん、サムスンのスマホが、韓国で売れ難くなっていると言う状況がある可能性もあります。年間シェア12.1%に対して第4四半期のシェアが7.9%ということは、年の前半に比べたら大分シェアを落としているということですよね。おそらく、半減に近い下げ方をしているでしょう。

日本からは撤退の噂も

ちなみにサムスンは、日本市場でも苦戦しているようです。以前は17%あったシェアが、現在では4%しかないのだとか。2

どうやら日本は、中国以上に酷い状況になっているようですね。数年前まではドコモと提携して、かなり頑張っていた様子ですけどね。すっかり見捨てられてしまった感じです。

日本市場から撤退するのではないかという噂すらあるそうです。確かに、ここまでシェアが下がると、ちょっと商売は難しそうですね。

インドでも厳しい

またサムスンは、インドでも厳しい戦いを迫られているのだそうです。それまでは国内シェア1位を獲得していたようですが、2014年の10~12月期にインド国内メーカーであるマイクロマックスに逆転されたようですね。3

さらには、中国メーカーがインドに進出していると言う話もあります。その状況下で、サムスンはシェアを維持していくことができるのでしょうか。

低価格帯で勝負するしかないのかな?

先進国ではスマホという商品の成長は終わっているところが多いでしょう。よほど新しい技術が開発されない限り、ここからしばらくは販売台数が急増することは無さそうです。もちろんしばらくは、安定的な売り上げは見込めるでしょうけどね。

最近は、中国もそういう状況にあるようです。スマホが普及したので、成長が止まりつつあるのだとか。

そうなってくると、サムスンがスマホで勝負をするためには、インドのような途上国ということになるでしょう。しかし、こうした国でも国内メーカーが育ちつつあり、中国の進出もあるようです。

しかも、途上国で売れるのは、単価が安い製品です。こういう製品は利益率が低いので、たくさん売れたわりには儲からないという問題点もあります。

さて、この状況で、どう対応するのでしょうか。日本・中国・インドの3カ国って、アジアの中ではかなり大きな市場ですよね。その3カ国でこの状況と言うのは、サムスンにとって非常にマズいことではないのでしょうか。

成長市場でも、安定した市場でも勝てていない

しかも、この3カ国は、プロダクト・ライフサイクル的に見て、違った段階にいます。

日本では、スマホを買うべき人は既に買ったと言う状況でしょう。ですから、今後期待できるのは買い替え需要だけで、市場としての成長は望みにくいはずです。

中国はスマホが普及し終わりつつあるくらいの段階でしょうか。こちらは、今後売れなくなる可能性が大きいです。インドはスマホの普及がこれからで、成長できる余地がある市場ですね。

この状況の違う3つの市場で、それぞれ悪いということは、どこで勝負しても勝てていないということですよね。これって、企業としては相当大きな問題ですよね。


  1. サムスン、中国スマホ市場でシェア5位に転落・・韓国ネットは「米国が救世主となるか?」「さよなら、サムスン」
    FOCUS-ASIA.COM 2015年2月25日 []
  2. 韓国サムスン、シェア急減で日本のスマホ市場から撤退か?
    FOCUS-ASIA.COM 2015年2月12日 []
  3. 中国とインドで苦戦するサムスン、100ドル切るスマホを投入
    nikkei BPnetとは 2015年2月9日 []

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