このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリをつぶやくシェア

平昌で宿泊施設が全然足りないようです| 韓国の国民性なのでしょうか?

平昌で行われる冬季五輪に関して、面白いニュースを見つけました。何と、宿泊施設が足りないために、不足分を空いているマンションやホームステイで行うという計画があるのだとか。1

単にホームステイを利用すると言うだけなら、市民との交流が主要な目的なのだろうと考えますよね。しかし、空いているマンションの活用と併用するとなると、足りない分を補うための苦肉の策という感じしかしてきません。かなり切羽詰っている感じがします。

どのくらい足りないの?

それでは、どの程度の部屋が足りないのでしょうか。記事の該当する部分を引用してみましょう。

18日、江陵市によると、氷上競技が行われる「江陵コースタルクラスター」で必要な宿泊施設は計2万9282室だという。

現在、管内で供給可能な宿泊施設2万1631室のうち、オリンピックの各クライアントなど組織委員会で要求する1万1833室を除外すると、観客用の客室1万2000室のうち2202室が不足すると予想される。

ということで、約2,200室が足りないということです。

でもこの説明って、ちょっと違和感がありませんか。それに、率直に言って、かなり見積もりが甘いような気もします。

まず疑問なのが、2万9282室が必要で、供給可能な宿泊施設が2万1631室と書いています。ということは、不足分は7,651室のはずですよね。何で2,200の不足となるのでしょうか。

また、こうしたホテルの客室って、通常はかなり余裕を持たせているはずですよね。おそらくトラブルが起きたときの対処用なのでしょう、全室を埋めないで、一部は空室のまま残しておくはずなのです。そういった空きを作らずに、フル稼働させるつもりなのでしょうか。

また、この2万1631室の質にも疑問があります。オリンピックの観客なら、びっくりするような安宿は避ける人も多いでしょう。すべての部屋が、オリンピックに来る人の要求に耐えれる程度の水準の部屋なのでしょうか。

それに、クライアント側の要求が1万1833室で観客用が1万2000室と言うのも、違和感を感じます。クライアント側の人間と観客が同数ってありえるのでしょうか。常識的に考えると、観客の方がかなり多いはずですよね。

こうやって考えると、次々と疑問が浮かんできます。こんな状況で、本気でオリンピックをやるつもりなのでしょうか。

ラブホテルを活用した過去も

実は韓国では、こうした宿泊施設に関する問題は過去にも起こっているようです。

F1のレースを誘致したときに、宿泊施設の数が足りずに、ラブホテルを使わざるをえないということがあったのだとか。しかもこのラブホテルが、通常よりも高い料金を取っていたのだそうです。さらには、直接ホテルとは関係ないですが、観客の水増し発表も疑われています。2 もう、滅茶苦茶です。

実は、2015年のF1グランプリも韓国で行おうとしましたが、資金調達ができず、違約金を取られそうだというのです。しかもその額が102億円に達する可能性すらあるようです。3

「過去の失敗から学んでいないのか?」と本当に不思議になってしまいます。見切り発車で突っ走ってしまう国民性なのでしょうね。

国内のスポンサー集めにも四苦八苦

オリンピックの話に戻りましょう。

平昌五輪では、実は宿泊施設だけでなく、国内のスポンサー集めにも苦労しているようです。産経新聞の記事から4 引用してみましょう。

インフラ関連予算を除いた大会運営予算全体(2兆540億ウォン=約2220億円)のうち8530億ウォン(約920億円)をスポンサーの支援で賄う必要があるが、目標の3分の1も達成できていないい、いまのところ組織委との契約に漕ぎ付けたのは、KT(通信分野)、ヨンウォン・アウトドア(スポーツウエア分野)、サムイル会計法人(会計分野)、パゴダ・アカデミー(語学教育サービス分野)の4社にとどまっており、深刻な状況という。

開催まであと3年という段階で、スポンサーが4社というのは、絶望的な数字ですよね。最初に大口のスポンサーから決まっていくでしょうから、ここからは時間をかけて金額が小さいところも探していかないといけないのでしょう。

ちなみに、今決まっている4社に関しても、かなり不思議な感じはします。通信関係の会社はともかく、他の3社は多額の支援ができる業種だとは思えないのです。上の記事を読む限り、4社で920億円の3分の1程度の額を出すことになるようです。大雑把に言って、4社で300億円という事ですよね。ということは、1社当たり75億円です。

教育関係とか会計法人とかの企業が、広告宣伝予算に75億円も付けられると言うのは、ちょっと考えにくいんですよね。ですから、こうした企業が名を連ねている時点で、違和感を感じてしまうのです。

参考までに、日本のプロ野球チームを持つケースと比較してみましょう。ある記事5 によると、2010年のロッテは20億円の赤字だったのだそうです。しかも、実はこの年は売り上げが大きいかったようですが、それでも20億円の赤字と言う説明でした。

ということは、日本のプロ野球チームを持つと、50億円程度の赤字が出る可能性があるわけです。この部分は、一般的には、親会社が補填することになります。広告宣伝費として処理されるのかな。

1年間チーム名がテレビや新聞、雑誌などに露出する日本のプロ野球でも、年間50億円程度で済むのです。それなのに、これらのチームを持つのは、かなりの大企業だけですよね。

一年のみとは言え、それを超えるような額の支出を、会計会社とか教育関係の会社ができるとは思いにくいのです。率直に言って、滅茶苦茶違和感を感じます。

今後も色々ありそうです

報道などを見る限り、平昌五輪はかなりたくさんの問題を抱えているようです。ここに書いていない問題も数多く有ります。

率直に言って、徐々に収束に向かっていくのかどうか、よく分かりません。半年位すると、さらに酷くなっていそうな気すらするのです。


  1. 韓国・平昌冬季五輪 宿泊施設不足分はホームステイなども活用
    WoW!Korea 2015年2月18日 []
  2. 2年目も宿泊環境は改善されず。韓国GPの将来に不安を覚えたモッポの夜
    http://www.f1world.jp/race/2011_12.html
    1,000kmを走破した日韓2連戦。3年目の木浦も“K級グルメ食生活”に
    http://www.f1world.jp/race/2012_10.html []
  3. 解散決定の韓国GP組織委、百億円の違約金発生も 大会不開催などで F1
    産経新聞 2015年2月13日 []
  4. 平昌冬季五輪 開幕まで3年もスポンサー集めに四苦八苦…契約はわずかに4社
    産経新聞 2015年2月13日 []
  5. プロ野球選手の年俸上昇率はサラリーマンの3倍!繰り返されるマネーゲームに潜む問題点
    ベースボールキング 2014.12.24 []

スポンサードリンク

スポンサードリンク


このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをつぶやくシェア

関連した記事を読む

コメントをどうぞ