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民主党復活の目は当面無さそうだ| 少なくとも経済性政策に関してはどうしようも無いなあ

民主党の大畠幹事長のインタビューが東洋経済に載っていました。安倍政権についての評価を聞くという内容のインタービューです。1

それを読んで、民主党の復権はしばらく無さそうだという印象を強くしました。率直にって、がっかりしました。

2回の国政選挙であれだけ大敗したのだから、失敗から学んで少しはマシになるかと期待していた部分もあったんですけどね。

人の手柄は自分のもの

特にガッカリしたのが、経済面の回答です。現在日本の景気が大分良くなって来たのは、タイミングの問題と民主党政権の手柄などと吹聴しています。

政治家ですから多少のこじつけは仕方がないでしょう。しかし、そういうことでなく、全くの経済音痴としか思えないのです。

まず、次の部分をご覧ください。

確かに日本は長い間、デフレが続き、経済が低迷していたのは事実。しかし、日本だけが低迷していたわけではない。08年の金融危機後、先進国経済は互いに連鎖しながら低迷していた。世界経済が浮揚する循環へと転じる中で、日本も上向いた。それが今の状態だと思っている。

おそらく、リーマンショックで先進国の経済が軒並み落ち込んだといいたいのでしょう。そして、安倍政権の経済政策が上手くいっているのは、景気循環的なものだといいたいようです。

でもこの認識って、相当酷いですよね。なぜなら、日本以外の先進国は、リーマンショックの落ち込みからいち早く脱却しているからです。日本だけが回復が遅れていたというのが、一般的な見方でしょう。そして、回復できずにいた時期に政権を担当していたのが、民主党です。

今になって他の先進国も回復し始めたみたいな言い方は、いくら何でも酷いです。自民党に手柄を与えたくないのでしょうけどね。

それに、そもそもデフレに陥っていたのって、日本だけなんです。他の先進国と並べて語るには、は状況が違いすぎます。

もう一つ、人の手柄を自分のものだと誇るような言い方もしています。次の発言をご覧ください。

民主党政権時代にも、いろいろと景気浮揚策を進めた。特に、農林水産業、医療、先端科学といった分野に重点的に予算を配分し、多くの成果を上げたとの自負がある。とはいえ、世界経済が減速した影響は大きく、民主党政権のときにはっきりと経済を上向かせることができなかった。

昨年からGDP、雇用、賃金などさまざまな経済指標が徐々に上がり始めたが、これは民主党政権下で手を打ってきた成果だと考えている。

もう、支離滅裂なんですよね。世界経済の減速というのがリーマンショックのことなら、麻生政権の時の話です。民主党の時代は回復期にあったっていました。事実、他の先進国はそれなりに経済成長しています。

ですから、「世界経済が減速した影響は大きく」という主張は滅茶苦茶です。これは他国の先進国と日本のGDPの推移を比べてみれば明らかです。日本だけが遅れていたのです。

さらに言うと、今回の景気回復が農林水産業、医療、先端科学からもたらされたという話は、これまで聞いたことがありません。これらの分野で景気浮揚につながるようなものって、最近ありましたっけ?

しばらくは駄目そうだ

一応東洋経済というのは、それなりに知的水準が高い人が読む雑誌でしょう。そういう人向けの雑誌でこんな発言をしていると、見切りを付けられるだけだと思うんですけどね。

この人が党の幹事長だと思うと、何も期待したくないでしょう。一般的に幹事長といったら、政党のナンバー2ですからね。

もっとも、民主党の場合は、幹事長の上にも副代表やら代表代行やら顧問やら最高顧問やらのポストがあるようです。ただの小間使いなのかもしれません。

何にしても、幹事長を名乗る人がこの感じだと、世間の評価は厳しくなりそうです。しばらくは民主党の復権は無さそうだと思うのです。

とは言え、民主党以外の政党も、状況はあまりよくありません。みんなの党は唯一の頼みの綱の渡辺喜美が失脚しました。日本維新の会は、相変わらず何をやりたいのかわかりません。東と西の対立も根深そうです。また、橋下徹の関西での影響力にも陰りが見えます。

その他は…ねえ。

しばらくは、自民党に対抗できる政党が無いままいくのでしょうね。まともな経済政策を持っている政党が、もう一つ欲しいんだけどなあ。

  1. 安倍政権は「出口戦略」を示すべきだ(東洋経済オンライン)2014年4月17日 []

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