このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリをつぶやくシェア

グラビアアイドル水着のDVDってぜんぜん売れないんだね| よく商売になるなあ

昔から疑問だったのですが、グラビアアイドルの水着DVDってどの程度売れるものなのでしょうか。そして、どの程度儲かるのでしょうか。

率直に言って、それほどたくさん売れるものだとは思わないんですよね。例えば、音楽ソフトを買うように気軽な感じでは買わないでしょう。価格の問題もありますが、ちょっとハードルは高いです。

それに、動画投稿サイト的なところを使えば、かなりの数の動画をダウンロードすることができます。Winny のような共有ソフトが流行ったこともありました。

なぜ商売として成立するのでしょうか

こんな状況をみると、はっきり言って、儲かる商売だとは思えないのです。それなのに、グラビアアイドルのDVDは、未だにすごいペースで作られているようです。週刊誌系のサイトなどに行くと、全く名前を知らないような人のDVDリリース情報も良く見かけます。

ということは、知名度が低い人でも、採算は取れているのでしょうね。大もうけは出来ないまでも、何とかトントンくらいにはなっているのでしょう。

もちろん、音楽ソフトに比べれば、単価は高めに設定されています。ですから、さばく数としては少なくてもいいのでしょう。それにしても、不思議なんですよね。

ちょっと検証してみましょう

具体的に、どの程度儲かるのか、ちょっと考えてみましょう。

まずは、グラビアアイドルのDVDの売上データを探してみました。ただ、これがなかなか見つかりません。売上ランキングのようなものはあるのですが、枚数はあまり表にだしていないようなのです。

そんな中で見つけたのが、オリコンの次の記事です。

  • ℃-ute・鈴木愛理、3作連続でアイドル・イメージ部門DVD首位(オリコンスタイル)2011年07月20日

この記事によると、このDVDの売上枚数は初週で0.1万枚なのだそうです。0.1万枚っていやらしい言い方ですね。要するに1,000枚です。

率直に言って、個人的には、この枚数でも少ないように感じます。週間1位で、たったの1,000枚は、やっぱり少ないですよね。

金額に換算しても、やっぱり小さい額です。1枚3,000円とすると、300万円の売上です。1位でも新入社員の初任給程度しか売れないわけですね。

週間1位のDVDですら、この程度しか売れないのです。しかもこの手のDVDは、多分2週目以降はあまり売れないでしょう。2週目以降の総額が1週目と同じ程度売れると仮定して、総額で600万円程度の売上という感じでしょうか。

ビジネスの規模としては、はっきり言って小さいですよね。どちらにしても、サラリーマンの年収程度の規模の売上しかありません。しかも、1位のDVDの売上なのです。

イメージとしては華やかな業界なんですけどね。実情としては個人ビジネスのような規模なのです。少なくとも一枚一枚で見ると。

平均的なグラビアアイドルDVDは100万円程度かなあ

ネットでの噂を総合して考えると、今回紹介したような初週1,000枚というケースでも、比較的売れている部類に入るのだとか。平均的な週だともっと売れないようですね。

ということは、名も無いようなグラビアアイドルの売上は、100万円程度と考えるのが自然でしょうか。もしかしたら、もっと少ないのかもしれません。

これで採算が合うのでしょうか?はっきり言って、疑問なんですよね。

確かに、グラビアアイドルのDVDはそれほどコストはかからないでしょう。必要なコストを上げてみると、次のような感じでしょう。

  • グラビアアイドル事務所への印税
  • カメラマンの人件費
  • 撮影のための旅費
  • スタジオのレンタル費用
  • 機材のレンタルコスト(必要なら)
  • 編集のコスト
  • DVDのプレス費用

撮影1日、編集1日と考えると、一つ一つの費用は、おそらくそれほど大きくないはずです。写真集と比べれば、よっぽど低コストで作れるでしょう。

でも、100万円でおさまるかと考えると、かなり疑問はありますよね。少なくとも、その規模の売上で利益を出すのは難しそうです。売れない作品だと、赤字になる確率も大きそうです。

一昔前だと、グラビアの撮影というと海外が当たり前でした。でも、この感じだと、海外での撮影なんて絶対に無理です。千葉とか神奈川とかで撮っているのでしょう。あるいは、都内のスタジオとかですかね。

普通のグラビアならまだ理解できるが

上で示した感じからすると、平均的な売上のグラビアアイドルのDVDって、アイドルに入るお金はごくわずかですよね。事務所に渡す段階で10万円とか20万円程度にしないと、採算が合わないはずです。本人に入るお金は数万円くらいでしょう。そもそも売れないのですから、利益の分配もへったくれもありません。

ただ、普通のアイドルだったら、これでもいいのでしょう。数ある仕事の一環くらいの話だと思います。作品として残れば、名刺代わりには使えますしね。

でも、普通のグラビアよりも過激な作品に出ている人って、この程度のギャラで満足できるのでしょうか。

最近は、グラビアのDVDというよりも、アダルトビデオに近い作品もあるみたいですよね。そういう作品だって、売上としては普通のグラビアDVDと大差が無いはずです。というか、メディアに取り上げられにくい分、売上としては小さい可能性が大きいです。

収益の構造から考えて、モデルに多くのギャラが支払われるとは思えません。ですから、正直に言って、この程度のギャラでよく出演するなあという感じがするのです。

それとも、何か違う収益があるのかなあ。

業界自体が存続の危機だったりして

金額に関しては大雑把な考察ですが、グラビアアイドルのDVDは儲かりにくいと見て間違い無さそうです。週間1位が1,000枚しか売れない時点で、将来性は感じられません。

これだけ売れないとなると、業界として存続される意義を問われそうですよね。ビジネスとして何とか成立させているという感じですから。商売として考えれば、突然無くなったって驚かないような状態です。

でも、不思議なことに、新しいDVDは作られ続けるんですよね。amazon.co.jpなどの情報を見る限り、コンスタントに新作は作られているようです。一週間に数十本くらいのペースでは、新作が出ているようです。

調べれば調べるほど不思議です。

スポンサードリンク

スポンサードリンク


このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをつぶやくシェア

関連した記事を読む

コメント / トラックバック4件

  1. admin より:

    コメントありがとうございます。

    (際どいものも含めて)極限までコストを抑えて、あとはロングテールって感じなんですね。
    そしてロングテールをやるには、品ぞろえが必要と。
    で、出演者がたまたま有名になれば、臨時収入もあるって感じですね。

    勉強になりました。

  2. 通りすがり より:

    不思議に思われて当然です。
    記事であげられているA級アイドルに関してはあくまでプロモーションの一環ですので私は門外漢ですが、自分がAV界隈なので着エロの分野なら。
    アイドルとその事務所が弱い立場だと、出演・再利用その他印税が設定されてないことが多いのです。音楽業界との一番の違いはここで、メーカーは例え粗製乱造でもコンテンツを集めることにひたすら邁進しています。著作権を握る豊富な品揃えを店頭やECサイトに並べられれば、チャートに反映されないレベルで定期的な収入が得られます。出版における文庫や新書みたいに一定数そして継続的な供給がなければ棚(販売スペース)を割いてもらえません(ただしいったん軌道に乗れば大多数の着エロ&AVは前述のとおり印税関連のコストがかかりません)。
    またメーカーには山師的な性格があり、かって起用した無名の新人がブレイクすることで旧作の価値が跳ね上がることも期待しています(最近もアイドルグループのお宝発掘が話題になりました)。結論としてA級アイドルに関してはファンサービスでしかありませんが、着エロ(&AV)に関しては搾取の横行する著作権ビジネスの最下層なのです。出演者側が団結して利益配分に変化が生じれば途端に消し飛ぶ業界かもしれません。

  3. admin より:

    コメントありがとうございます。

    別に知ったかぶりをしたつもりはないですよ。
    調べてみたら不思議だったというだけです。

    お詳しいようなので、収益構造をご教授いただけると幸いです。

  4. 匿名 より:

    成り立っているから作るんだよ。
    恥ずかしげもなくよく知ったようなことを・・

コメントをどうぞ