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人気が落ち込んでいるように見えるパチンコ!逆に深くはまっている人が増えているという深刻な状況も

パチンコ業界の規模は、過去20年で4割も落ち込んだのだそうです。年間の売上が1995年の30兆円から2012年の19兆円にまで落ち込んでいます。時間を掛けて徐々に減っていったようですね。1

パチンコをする人口の減少スピードはさらに凄くて、過去20年で約3分の1にまで落ち込んでいるようです。人口でいうと、20年前は3,000万人近い人がやっていたのに、現在は1,100万人しかパチンコで遊んでいないということです。人口の1割にまで落ち込んでいるわけです。

そういえば最近は、自分の身近でも、パチンコをする人は大分減った印象です。感覚的には人口の1割よりももっと少ない感じがします。社会階層やライフスタイルなどで利用率が著しく違うのかもしれません。

何にしても、この数字だけを見ると、衰退産業といわれても仕方がない状況です。

売上減少のスピードの方が人口減少のスピードよりも遅いということは

さて、勘の良い方はお気づきでしょうが、上のデータにはちょっと不可解な点があります。何が不可解かというと、遊ぶ人口が3分の1にまで減ったのに、売上は4割しか落ちていないという点です。

つまり、人が減った割には、売上の減少は大きくないのです。これって、遊んでいる人口一人当たりの金額で考えると、逆に増えたことになりますよね。

実際どの程度増えたのか、簡単にチェックしてみましょう。1995年には3,000万人が遊んで30兆円の売上でした。ということは、利用者一人当たりの額になおすと、年間100万円を使っていることになります。

はっきり言って、これでもかなりの額ですね。もちろんパチンコの場合、使ったお金が全部とられてしまうわけではありません。グレーな仕組みながら、プラスになって戻ってくることもあります。それでも、1995年の段階で100万円近く玉を借りたということです。

さてそれでは、2012年現在はどうなっているでしょうか。1,100万人が遊んでいて年間で19兆円の売上ということは、一人当たり約173万円を使っていることになります。一人当たりの金額ベースだと、73%も遊ぶために使うお金が増えている計算になります。

これも戻ってくる部分があるので、この金額を全て使っているわけではありません。それでも、かなりの額を使い込んでいるのが分かります。生活に影響が無いと考える方が不自然でしょう。

1回に使うお金も増える傾向にある

ちなみに、1回に使うお金も増える傾向にあるようです。まずは、記事の次の記述をご覧ください。

若者を中心に「パチンコ離れ」が進む一方、コアなファンは増えている。レジャー白書をみると、1年に何度パチンコ店を訪れているか(年間平均活動回数)は、95年の23.7回から12年には27.4回へと増加。参加人口が6割近く減っても売上が4割減にとどまっているのは、多額の金額を投じるコアなファンが増えているためかもしれない。

年間に遊ぶ回数は、23.7回から27.4回に増えています。約16%増えているわけですね。

ただ、確かに一人当たりが遊ぶ回数は増えていますが、ビックリするほどの伸びではありません。なにせ一人当たりの遊ぶ金額は73%アップですから。

これをもとに、1回たたりに使う金額を計算してみましょう。1995年は 4万2194円でした。そしてこれが2012年は6万3138円に増えています。

こうやって計算してみると、すごい額ですね。繰り返し書きますが、もちろん戻ってくるお金もあるわけですけどね。それを差し引いても、滅茶苦茶だと思います。

ちょっと異常な金額ですよね

率直に言って、この金額ってかなり異状ですよね。もちろん、お金を何に使うかは、完全に個人の問題です。でもそれは、あくまで、稼いだお金の範囲ならという話です。

パチンコをするために借金を抱えるなんてケースも、無い話ではありません。パチンコが原因で自己破産する人だっていますからね。

というか、日本人の平均的な所得を考えると、全員が全員こんな額を捻出できるわけが無いのです。借金前提で遊んでいる人も多いはずです。

それに、生活保護を受けている人がパチンコをするのも、私の常識では受け入れがたいことです。生活保護の原資は、私達が払った税金ですから。

それに最近は、パチンコ依存症の人も多いのだといいます。依存症から抜け出すための社会的なコストも、実はかなりかかっているのかもしれません。

こういう問題がある以上、パチンコでこれだけのお金が使われることには疑問をもたざるを得ないですよね。ただ、色々利権も絡んでいるようですから、権力者もあまり手を付けたがらないようですけどね。

このまま遊ぶ人を減らしていって自然消滅というのが、一番ありうるストーリーかもしれません。

  1. 縮小するパチンコ市場、20年で参加人口3分の1(エコノミックニュース)2014年4月6日 []

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