マクドナルドに久しぶりに実際に行ってみて、低迷している理由が分かるような気がしました。マクドナルドに対して持っている価格帯に比べて、かなり料金が高い感じがしたのです。
実際に購入したのは、チーズてりたまのセットを購入です。680円だったかな。また、メニューに載っていた単品の「てりたま」バーガーの値段は360円でした。
個人的に「てりたま」バーガーは好きなので、この価格でも別にいいのです。それでも、マクドナルドに対して持っている価格帯のイメージとは大分開きがあるような感じがします。
モスバーガーと同水準なんだよね
実際、360円と言うと、モスバーガーの価格帯と大差がありませんよね。また、セットで680円なら、モスバーガーのハンバーガーが2つ買える値段です。
この価格帯なら、マクドナルドではなく他のバーガーショップへ行く人も多いでしょう。今まで価格勝負をしてきたお店が、同じ商品を他の店と同じ価格帯で出すのです。お客が流れるのは、誰の目にも明らかです。
ちなみに、てりたまバーガーのセットを購入した時期に、全サイズでポテト150円のキャンペーンをやっていました。こういうところで安さを演出したいのでしょうけどね。これだけでは厳しい感じは否めません。
長期的に考えると上げざるを得ないのでしょう
もちろん、長期的に見たら、料金を上げるのは仕方がないことなのでしょう。日銀の取っている量的緩和政策は、為替を円安の方向に動かします。マクドナルドの原材料には輸入品も多いので、コスト高につながるのは確実です。
また日銀は、現在に比べるとインフレにするつもりですから、その意味でも厳しいはずです。低価格路線だと、年々ジリ貧になると言うことですね。完全に今までやっていた方法が機能しなくなっています。
とは言え、今までと同じ商品で、料金だけを引き上げるのは賢い方法ではないように思います。もうちょっと上手いやり方は無かったのでしょうか。
未だに迷走している感じも
価格などに関しては、未だに方向性が定まっていないようですしね。消費税率アップのタイミングにあわせて、ハンバーガーとチーズバーガーの値下げをするようです。価格を重視する層を呼び戻したいと言うメッセージなのでしょう。
その一方で、一部の商品は増税を価格転嫁するみたいです。でも、そうすると、激安のバーガー以外が超割高に感じられてしまいます。正直に言って、迷走しているようにしか見えません。
この感じだと、さらに何人か経営陣の首が飛ぶかもしれませんね。建て直しをするには、しばらく時間がかかりそうな気がします。マクドナルドが価格勝負だというイメージがなくならないと、厳しいままでしょうから。
しばらくは様子見でしょうか。
一応株価の動向をチェック
最後に一応、マクドナルドの株価をチェックしておきましょう。これを書いている時点で、マクドナルドの過去2年の株価は次のような感じになっています。
株価自体は年10%位は上昇しているのかな。でも、アベノミクスによる上昇には乗り損ねた感じですね。2012年の終わり頃から、TOPIX と比較をしてみるとよくわかります。
それでも、思ったよりは健闘している印象です。色々言われている割にはね。
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