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再生可能エネルギーの買取価格って毎年変わるんだね

太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーには、固定買い取り制度という仕組みがあります。固定買い取り制度というのは、名前から分かるように、エネルギーの買い取り価格を法律で決めてしまう仕組みです。

このこと自体は、ご存知の方も多いでしょう。テレビや新聞でも報じられていますし。

この固定買い取り価格制度で、個人的にちょっと驚いたことがあります。それは、買い取り価格が毎年変更されると言うことです。1

買い取り価格を一度決めたら、長期間でその価格を維持すると思っていました。率直に言って、大変意外でした。

太陽光発電の買い取り価格が大幅引き下げ

ちなみに今年は、太陽光発電による買い取り価格を値下げるようです。その一方で、洋上風力発電に関しては値上げを行うようです。

産経新聞によると、非住宅用の太陽光発電に関しては、1キロワット時の発電価格を大幅に引き下げるようです。現在36円なのが32円まで下がるようですね。10%程度も下がるわけですから、この仕事をしている人には、影響がありそうです。

毎年コロコロ買い取り価格が変わると問題があるんじゃないだろうか

それにしても、電力の買い取り価格を毎年変えるのって、どうなのでしょうね。

再生可能エネルギーによる発電なんて、どう考えても、補助金頼みのビジネスモデルみたいなものですよね。法律で価格を決めてしまうことで、買い取り価格を安定させている分けですから。まずは参入業者を増やすという考え方でしょう。

でも、買い取り価格がコロコロ変わるとなると、新規の業者も参入しにくいはずです。そうなると、新しい産業を育成するという意味での効果は落ちるはずです。売り上げに大きく影響しますから。

産業育成のようなものが主眼であれば、ある程度の期間は価格固定をした方が良いと思うんですけどね。もちろん、ある程度効率的に運用できるようになった時点で、引き下げるのは問題ないと思うのですが。

ちょっと意図が分かりにくいなあ。

上乗せ分は消費者の負担です

ちなみに、固定買い取り価格制度にかかるコストは、消費者の電気料金に上乗せされます。そう考えると、毎年こまめに見直すのも、仕方がないのかもしれないという気もします。

消費者の立場に立てば、法律によって守られた仕組みで太陽光発電の業者だけが潤うというのも変な話ですからね。しかも、割を食うのは消費者です。

発電コストが下がればこまめに引き下げるような仕組みにしておかないと、消費者の納得が得られないでしょう。現時点で、全く納得していない人も多そうですし。

産業育成と消費者の不満のバランスを取るのは、意外と難しいことなのかもしれません。


  1. <再生エネルギー>太陽光買い取り価格下げ 洋上風力は上げ(毎日新聞)2014年3月7日 []

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