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パナソニックが業績好調!カットしすぎた賞与を従業員に返還へ

パナソニックが2013年度にカットした賞与の一部を、従業員に支払うことにしたようです。

2013年度は、業績不振を受けて、賞与を2割カットして支給していました。しかし業績が回復していることから、その減額分の半分を従業員に返すという決断をしたようですね。

ということは、従業員にとっては、実質1割の賃金カットだったと言うことです。形の上では賞与の返還といっていますが、実質的には賞与の支払いと言うことですね。1

このニュースを批判するって凄いなあ

賞与を配ると言うことは、利益が減ることになります。ですから、株主の中には嫌がる人はいるかもしれません。

しかし従業員の立場から見れば、誰がどう見ても、このニュースは良いニュースです。情に厚い会社だなあと言う印象は与えますよね。

それなのに、Yahoo!ニュースでは、批判的なコメントが多いようです。一部に批判的な意見があるというのではなく、批判的な意見の方が多いのです。さすがにこのニュースは批判しないだろうと思っていただけに、ちょっと驚きました。批判的なことを書かないといけない病気なのかと思ってしまいます。

具体的な批判内容は、次のような感じです。

4月に支払うのは意地悪だ

最初の批判は、率直に言って、よくこんな難癖を付けたなあという感じです。どういう批判かというと、次のような感じです。

4月の給与に上乗せすると標準報酬月額が上がる。そうすると、健康保険などの保険料も上がることになる。これは会社の意地悪だ。

健康保険や厚生年金の保険料は、標準報酬月額というもをもとに計算されます。そして、この標準報酬月額は4月から6月の3ヶ月の給与の平均で決まります。ですから、確かに4月の給与に上乗せだと、標準報酬月額は上がってしまうでしょう。

でも、これを意地悪というのは、いくら何でも酷い話です。

まず、その後に給与が大きく下がったら、随時改定と言って、標準報酬月額が下がる仕組みがあるからです。ということは、負担が増えるにしても、それほど長い期間ではありません。

また、標準報酬月額が上がったら、会社としての社会保険の負担も増えます。健康保険や厚生年金の保険料は、労使ともに支払うことになっているからです。

ということは、パナソニックは、自分が損をしてでも社員に意地悪をしたいことになってしまいます。これはいくら何でも酷い言い草ですよね。

そしてこれが一番大事なのですが、実際問題としては、標準報酬月額が増えない可能性も大きいでしょう。毎日新聞の記事では、「減額分の半分を今年4月支給の給与に『経営協力感謝金』の名目で上乗せして返す」とあります。これって、多分、賞与として扱われますよね。賞与なら標準報酬月額の増減には関係ありません。実際にどう処理されるかは、確認してみないと分かりませんけど。

何にしても、パナソニックほどの会社なら、社内に社労士をゴロゴロと抱えているでしょう。標準報酬月額が増えることに、気づかないはずはありません。

そうであれば、会社負担が増えるような意地悪をするはずが無いと考えるのが自然です。

もっと過激な批判も

上の批判は難癖っぽい気がしないではありませんが、それでもかなり理性的なものです。実際、健康保険と厚生年金の保険料が上がる可能性は、処理の仕方如何ではあるわけですからね。

でも、もっと滅茶苦茶で、しかも過激な批判もあります。次のような感じの批判です。

賞与返還にベアなんてけしからん。リストラされた社員とその家族のことも考えろ。お前達が首を切った社員のおかげで業績が回復したのに、それを残った従業員だけで分け合うなんて非道だ。会社も組合も腐っている。

実際は、もっと過激な表現がされていました。かなり表現を柔らかくしています。

かなりお怒りのご様子ですね。この人は、昨年パナソニックに解雇された人なのかなあ。

ちなみに、コメント欄の「そう思う」が「そう思わない」を上回っていました。このコメントも、どちらかというと、共感されたのですね。これまた意外です。

実際に解雇された人だと、感情的になるのも分からなくはありません。でも、やっぱり、かなり筋違いな感じは否定できません。

そもそも昨年の初めの段階では、パナソニックの業績は相当悪かったです。アベノミクスの成否も不透明でしたしね。ここで何か手を打たなければ、経営者としては問題だったでしょう。株価もダダ下がりでしたし。十分に理解できるものだと思います。

そして、今年のベアに関しての批判は、もうただのクレームですよね。業績が回復して給与を上げるのはけしからんって。じゃあいつ給与を上げれば良いのでしょうか。

もちろん、このコメントをした方がリストラにあったのだとすれば、同情はしますけどね。やっぱりちょっと無理筋な批判です。

このほかにも批判的なコメントが

このほかのコメントを見ても、全体としては、批判的なコメントが多かったようです。Yahoo!ニュースのコメント欄は、やっぱり独特ですね。世間の感覚とは大分違う人たちが多いみたいです。

ある意味面白い。


  1. <パナソニック>減額した賞与の半分、従業員に返還へ(毎日新聞)2014年3月5日 []

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